RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺処 修兵衛@新橋 2015年1月29日(木)

『味噌屋せいべえ』が突然無くなり跡に入った一店。

同じ「味噌」をメインにしているのは
どうなんだろうと思っていたら
そのうち《まぜそば》専門店になってしまった。

【烏森口】から見ても「まぜそば」の文字が目立つ目立つ。

イメージ 1


店内は店員さんの動線を確保するように、
カウンターが十七席配され、
奥の方には四人掛けのテーブルが二卓。

12:50の入店で先客は二、
その後食べ終わって出るまでの来客は六。

正面は硝子の引き戸が大きく配され、中が素通しなので
客が客を呼ぶ感じだろうか。

券売機は入り口左手。

イメージ 2



食したのは、
味噌まぜそば(温玉つき)。
値段は900円。

食券を渡すと、
「ライス付けますか」と確認されるが、
麺の量を確認してからと思い
後でも良いですか?と、念を押す。


七分ほどで、最初に温玉が別添で、

イメージ 3


次いで丼が「良く混ぜて下さい」の声と共に
目の前に置かれる。


イメージ 4


全面が具で覆われている。


イメージ 5


チャーシューは短冊大、脂多目が一枚。
掻き混ぜても崩れないほど、しっかりとしている。

両脇には若布、刻み海苔が何れも一掴み。


イメージ 6


メンマはやや太目、濃い味付けと色。
さくりとした噛み応え。

ざく切りの玉葱、モヤシ、分葱も添えられている。


では指示通り、よく混ぜようか。


イメージ 7


麺は太、縮れ。
タレへの絡みは十分。
一本はかなり短め。

ずるずるといった感じで口の中に納まる。
ごわごわとした噛み応え。
悪くない。

でも量は少なく、200g弱くらいか。


タレは丼が置かれた瞬間から味噌の香りが立ち上がる。

八丁味噌」を使っているんだろうか
味噌煮込み饂飩》に似た味だ。

鹹さは抑え目で甘みアリ。それでも単調ではない旨さが楽しい。


案の定、お腹が膨れなかったので、ライスをお願いする。


イメージ 8


小さめな碗に盛られている。

投入してまぜまぜ。
こんな感じかな。

イメージ 9


ところがこのご飯が良くなかった。
券売機には蠱惑的な文言が踊っていたが、
炊きムラがあり、芯が残っている。

最初は多く投入されている胡麻のせいだろうかと思ったが、
間違いなく米の炊き加減がダメダメなようだ。

頗る残念。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。

味噌味が醤油味より+100円の設定からもわかるように
確かに良い塩梅の味付け。

でもいくら無料とは言え、このライスはいただけない。