封切り五日目。
最初は他人事に近いスタンスであったのが、
やがて周囲の捜査官が、また自身もテロに巻き込まれることで、
次第に自分ゴトになって行く過程、
また、よくある描写ではあるものの、
官僚的組織の弊害による足踏み。
やがて周囲の捜査官が、また自身もテロに巻き込まれることで、
次第に自分ゴトになって行く過程、
また、よくある描写ではあるものの、
官僚的組織の弊害による足踏み。
十年に渡る彼女の執念や葛藤、挫折と勝利を
二時間半を超える長尺で、
しかも力技で捩じ伏せる様に撮り切った
監督の力量には括目する。
二時間半を超える長尺で、
しかも力技で捩じ伏せる様に撮り切った
監督の力量には括目する。
その長さを感じさせず、観客は緊張感を保ちつつ
最後まで魅せられてしまう。
最後まで魅せられてしまう。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆★。
中近東の地理に疎い我々には
若干、取っ付き難いけど。
若干、取っ付き難いけど。
筋を追うだけでも、十分に
興奮できる。
興奮できる。