RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ACTアート大賞展@The Artcomplex Center of Tokyo 2012年1月8日(日)

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地下1階Hallと2階の、ほぼ全館を使用して
今月14日迄開催されている。
出展作家数を含め過去最大規模ではないだろうか。

訪れる人はさほど多くはないのだが、
当日は審査員の先生方が、
獲物を狩るような眼つきで、
各作品をCHK中であった。

で、個人的な好みとしては、

先ず
『竹岡瑠美』の〔ひみつ〕。
なんてことはないペン画なのだが、
そこに描かれているモノ言いたそうな女性の
服装・姿態、何気ない仕草の全てが
繊細なすきっとした線で表現され
妙にココロ魅かれてしまう。

次いで、その隣に掛けられている
『代市成美』の〔幸せさ〕。
鉛筆で描かれた笑顔のアップが三枚。
驚愕の画力。写真ですか、これは?

『山田理矢』の〔甘味処山田庵春夏秋冬〕もスキ。
峠の茶屋の娘風の衣装で、サービスにこれ勤める少女が
四季に合わせて展開されている。
何より可愛いし。

『ディフ』の〔パンドラ〕〔AI〕。
空山基』描くところの〔セクシーロボット〕然とした描写ではあるが、
無機と有機が結合した艶めかしさにそそられる。

以上が、地下1階の展示。
対して2階は少々淋しいかな。

『仲林香織』の〔ホントウハチガウトイウコト。〕の三作。
アクリルと色鉛筆を使って
特徴のある顔が正面から描かれ、
舟越桂』を連想させる肖像となっている。

岩絵を使った
『河井健一郎』の〔冴える〕
『田仲夕梨恵』の〔MOTHER〕
ペンで描かれた
『川崎瞳』の〔平和ごっこ
等も観応えがあった。


さて、入賞以上は、どうなるかな?