RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

荒木経惟・舟越桂 「至上ノ愛像」@高橋コレクション日比谷 2010年2月11日(木)

一般の入場料は300円
でも、誰かが書いていたけど、壁面がガラス張りなので、
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かなりの部分が見通せてしまう。
一考の余地アリ、だな。

タイトルに名前は載っているものの、
舟越桂』の作品は二点のみ。

荒木経惟』も白黒が八点と「特別展示」として
〔母子像〕が十二点。

いたって小ぢんまりとして、御代の価値があるかは疑問。


目ぢからの強さに圧倒される〔少女フレンド〕は、
なまじ大判(148×100)での展示なので、
その迫力は強烈。


〔母子像〕は裸の赤ちゃんを抱いた、
母親のヌード(この表現は適切ではないなぁ)写真。
こちらも132×108の大作が12枚も並んで、
かなりの威圧感。

皆、誇らしげに、にこやかに、カメラの前に立っている。
出産や加齢でカラダの線が多少崩れていても、
そんなことはお構いない。

生きていることの歓びが、画面から溢れている。
観ているだけで、神々しくて、思わず涙が滲んでしまうほどの
感動に満ちた連作群。