続きである。
後者は、アンティークのドールハウスを撮影し、引き伸ばしてプリントした布を縫製、
テント大の外観の家に仕立てている。
その周りには、展示室の壁に沿って、袋に詰められ、顔だけが外に飛び出した、数多の人形達。
実物大のモノを、ミニチュアみたいに撮影する最近の流行もあるけど、
これはまるっきりの逆方向。
テント大の外観の家に仕立てている。
その周りには、展示室の壁に沿って、袋に詰められ、顔だけが外に飛び出した、数多の人形達。
実物大のモノを、ミニチュアみたいに撮影する最近の流行もあるけど、
これはまるっきりの逆方向。
何れも、「家族の記憶」といった単語が連想されるのだが。
これは嬉しい。しかも、無料。会期中は無休ときている。
さほど広くないスペースなので、展示数は二十に満たない。
でもタイトル通り大御所の作品を心置きなく鑑賞できる。
しかも、まだ情報が行き渡っていないのだろう、大した混雑ではないし、
配布されるリーフレットも、手がこんでいる。
箱根なんて、そうそう行ける場所でもないしな。
さほど広くないスペースなので、展示数は二十に満たない。
でもタイトル通り大御所の作品を心置きなく鑑賞できる。
しかも、まだ情報が行き渡っていないのだろう、大した混雑ではないし、
配布されるリーフレットも、手がこんでいる。
箱根なんて、そうそう行ける場所でもないしな。
セレクションも中々宜しく、『フジタ』の〔誕生日〕は
彼の大好きな子供の絵。丸テーブルを囲む十一人のやんちゃそうな子供らと、
少し歳のいった少女のメイドさん。窓の外には、羨ましそうに覗き込む
子等の顔が並ぶ。
独特の乳白色をベースに誕生会を楽しむ様子が、生き生きと伝わってくる。
彼の大好きな子供の絵。丸テーブルを囲む十一人のやんちゃそうな子供らと、
少し歳のいった少女のメイドさん。窓の外には、羨ましそうに覗き込む
子等の顔が並ぶ。
独特の乳白色をベースに誕生会を楽しむ様子が、生き生きと伝わってくる。
『ピカソ』は二点。特に〔母子像〕が良い。
褐色に近いピンクで描かれた母子は、丁度キューブと丸の中間の様な形で
ざっくりと描かれている。
太く表現された(母親の)腕や子供の手足からは、生命の力強さが伝わってくる。
褐色に近いピンクで描かれた母子は、丁度キューブと丸の中間の様な形で
ざっくりと描かれている。
太く表現された(母親の)腕や子供の手足からは、生命の力強さが伝わってくる。