RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

婆娑羅@大岡山 2009年10月9日(金)

先日行った『凌駕』
更に50m程先にある。
混雑店とは聞いていたが、成る程、それらしい店頭。
待ち用の椅子が置かれ、列を整理するための、コーンポストが置かれ。

鰻の寝床の様に細長い店内は、一直線のカウンターが十五席。
更に、その奥は製麺室になっている。

恐る恐る入ったものの、13時ちょい過ぎで、八割程度の入り。
13時半を過ぎると、さっと客は引けるが、その後もパラパラと来店あり。

イメージ 1

入ってすぐ左側にある券売機で食券を買う。

食したのは、中つけ麺+豚まし。
値段は750+100で850円。麺量は350gとの表示あり。

”野菜マシ”や”全部マシ”は、「途轍も無い量になるので、良く考えてするように。
特に初心者は」との貼り紙が、そこ彼処にある。

麺は太ストレート。麦の香り。表面も軟いが、かなり柔か目の茹で上がり。
噛み切る時には、むっちりした食感。色は茶色掛かった黄色。
量は十分満足いく。格闘感は無いなあ。

つけ汁は豚骨魚介。というか、業務用の加調の入ったスープな感じ?
粘度は低いが量は多い。しかも柑橘の酸味をかなり感じると思ったら、
五百円玉×2程度の大きさの柑橘皮が、厚めに削がれて、つけ汁の中に。
これが、かなりの酸味をプラスしている。
表面に浮かぶ削り節も、なにおかせんや、の味わいである。
生玉葱の角切りも投入されている。

具は全て別添。
豚、とゆ~か、色の濃いチャーシューが5枚程度。
軟らかいが味も濃い。これからも酸味を感じる。
メンマは業務用だろうか?が、臭みも無く味は良いし、軟らかい。
野菜は、それでもかなりの分量。大量のモヤシ、そして胡瓜!
更にはザク切りのトマト!!これがまた酸っぱさ満載。

不思議と麺・つけ汁・具のバランスは取れている。

食べ終わって、つけ汁は大量に残っている。
割りスープは自動的に供されるが、具の入っていた丼に注ぎ、
蓮華でつけ汁を掬って入れ、味を調整しないとかなり辛い。
また、この割スープがコーヒーポットに、
湯+出汁パック。
そのまま飲むと、魚介系の出汁の味・香りが激しいが、なんだかなぁ。
でも、つけ汁には不思議とあうんだ。

ことほど左様に、特色の有り過ぎる店。
『二郎』とは別の意味で、スキ・キライがはっきり分かれるだろう。
が、麺の量、(個数限定だが)味玉一個サービスは、学生の懐には、
グッと来るだろう。

評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。
個人的には、びみょ~。お腹は膨れたけど。