【A1出口】から左手に。
最初の角を左折し、緩い坂道をひたすら下る。
歩いても歩いても住宅街。
ホントにこんなところに店があるの?と
心配になって来たころ、
麺を茹で上げる時の鹹水の独特の香りが漂ってくる。
店内は厨房を囲むL字型七席のカウンター。
11:45の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客はゼロも
食券に表示されたNo.は006/007となっていたので、
その前にはMaxで四名が来店の可能性。
券売機は入口左手。
食したのは、
つけそば+味玉。
値段は850+100で950円。
置かれている「商品紹介」を見ながら待つ。
「ざっくり」ってゆ~表現が、なんとも好ましい。
食券を渡してから8分ほどで
麺とつけ汁が同時に供される。
軟らかい酸味が鼻腔を刺激する。
{大勝軒系}と近しい印象の香り。
しかし、麺は随分と太い。
具材も良い感じに納まっている。
麺は中、やや太、軽くウェーブ。
表面は滑らかでずるっと啜れるも、
歯を立てればごわりとした、
むちもちの食感。
「オーション」の袋が店内に積んでるあるが、
なるほどの噛み応え。
でも喉越しは心地好し。
量は200g強。
つけ汁は動物系+魚介系の醤油でさらさら。
熱々なので、高台の無い器は、持つのに難渋。
軽い酸味と甘味。鹹さは軽やか。
魚介系よりも動物系を強めに感じ、
なかなかに美味しいので
割りスープを入れて完飲してしまう。
中にはメンマが数本。
さくさくの噛み心地。
葱もたっぷり投入されている。
チャーシューは鶏と豚で何れもトランプ大の低温調理。
鶏はしっとり厚みあり。
豚は薄めも、滅法旨い。
海苔一枚は短冊大で厚みあり。
味玉の茹で加減は絶妙、
黄味がとろんと流れ出す。
出汁も存分に沁み、
元々の旨味と合わさり濃厚。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
割りスープは頃合いを見て自動で供される。
魚粉もたっぷり溶かされ、
片口の器も洒落ている。