本年10月にオープンの新店。
『天鳳』の店名ではこの界隈に多くの店が在るようだけど、
標題店が最新。
【青梅街道】から【宝仙寺】の参道に入り、
直ぐの右手。
店内は厨房を囲むコの字型十四席のカウンター、
二人掛けのテーブルが二卓。
11:10の入店でイの一番。その後、
食べ終わって出る迄の来客は二。
券売機は入り口左手。
食したのは、
ポルチーニ香る中華ソバ。
値段は850円。
食券を渡してから6分ほどで、
受け皿に乗った白い丼に入った一杯が供される。
表面の油はきらきら。
そして既にして独特の香りがふっと立ち上がる。
白髪葱の上にはカイワレ。
しゃくしゃくした青菜が一つまみ。
その下にはメンマが置かれ、
軟らか歯触り。
チャーシューは豚と鶏で何れも低温調理。
豚はトランプ大、薄めのロース肉が二枚。
その上にはポルチーニのペースト。
軽い香りの源泉はこれね。
鶏は花札大で厚みあり。
肉質がつまりつつしっとり。
麺は細、ストレート。
表面やや粗く、ぱつんとした歯触り。
さくさくと切れて、喉越しも心地好い。
量は150gほどはあるか。
「村上朝日」の麺箱が厨房内に積まれている。
スープは動物系をベースに魚介も入っているかな。
自然ではあるものの、甘みがかなり強い。
醤油の旨味が効いて、尖った鹹さはないので、
こくこくと飲めてしまう。
中途ポルチーニを溶かせば
更に香りが立つ。
ありがちではあるも、良い味変。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
大盛りがない代わりに
《替え玉》はあるよう。
美味しそうではあるのだが・・・・。