RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

日本橋 らぁ麺 めだか堂@新日本橋 2023年8月6日(日)

二ヶ月前にオープンの新店。
あの『支那そばや』プロデュースとのこと。

最寄り駅は【新日本橋】も【神田駅南口】に出て【日銀通り】を南下、
【本陣房】の角を右折して直ぐの右手。

店内は厨房を囲むL字型十四席のカウンター。
奥にはテーブルもあるのかしら。

10:59の店頭着でイの一番。
緋毛氈の掛かった台に座り2分ほど待つ。
その後、食べ終わって出るまでの来客は一。


券売機は入口右手。

食したのは、
醤油つけそば。
値段は1,200円。

「熟麹もろみ醤油」とも書かれている。


9分ほどの待ちで
麺とつけ汁が同時に
あわせて「柑橘酢」も供される。

既にして、麹ともろみの香りがぷんぷんと立ち上がる。
これは好みが分かれそう。


つけ汁は鶏醤油に軽く魚介。
もろみの強い生の味と麹のひねた深い味が強烈。
味噌にも近しい味わい。

麺が漬かっている昆布水で薄まり、
更には「柑橘酢」も入れれば
少しづつ味は変化、穏やかに。

「鶏出汁の追いだし」も
最後の方で供されるので
割りスープ宜しく使わせて貰い完飲する。


麺の方の盛り込みもかなり豪勢。


チャーシューは大人の手の大きさ
低温調理のロースが一枚。

かなり赤みが残ってはいるが
さっと歯が通る軟らかさ。


メンマは穂先が大小二本。
繊維がはらりと解れる軟らかさ。


ささがきの九条葱。

短冊大の海苔一枚は
黒々とし厚みありぱりっと香り高い。


麺は昆布水に沈む。
これも軟らかな乾物の美味しさ。

細、ストレートで茶色い粒子が散在。
つるっと啜れしこしこの口当たりは
素麺を手繰っているよう。

それでも色味や麦の味わいは
間違いなく中華麺。

量は200g弱ほど。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


もろみと麹が強く効いているので
好き嫌いが分かれそうな一杯。

個人的には汁モノも食べてみたいところ。