RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺処 梅吉@青山一丁目 2023年11月10日(金)

青山一丁目タワー】の裏手。
外苑東通り】から直ぐの左手。

店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター。
四人掛けのテーブルが二、二人掛けが一。


12:00の着で店内には先客六。
そのまま入ろうとすると
「今、時間が掛かるので、外でお待ちください」との案内。

正直「?」ながら、待っていると
6分後には入店~着席。

その間、二人が後ろに着く。
外待ちを無視して、店内に入ろうとするオジサンが複数名。

その後、食べ終わって出るまでの来客は七も、
同じ声掛けは以降にはされていなかった。


オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
お代は前払い。

食したのは、
チャーシューメン。
値段は1,000円。

「大盛り無料」と書かれているので、
迷わずお願いする。


そこから4分ほどの待ちで供された一杯。

何だか、郷愁を誘われる見た目。


チャーシューは子供の掌大のバラ巻きが五枚。
厚さも7㎜ほどはある。

甘辛い味が染み、
口中でとろんと蕩ける。

これは増して大正解。


メンマは量が多い。
こりこりの歯ざわり。

ホウレン草はしゃっきり感が微かに残る茹で加減。
青臭さもない。


麺は細、ストレートで
口当たり滑らか、しなやかな柳麺。

ぷつっと噛み切れ、芯にはコシ。
喉越しも心地好し。

量は200g強。


スープは鶏ベースの煮干し醤油。
透明感のある清湯。

鶏の味も軟らか、
煮干しもふうわりと薫る程度、
醤油も軽めで、お吸い物を感じさせる品の良さ。

柚子が香るのも、更にそう思わせる要素かも。

蓮華で葱を追いかけ、七割ほどを飲む。
それでも罪悪感は皆無。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


麺を茹でるのは大きな中華鍋。
そこから平笊での麺上げ~湯切り。

やっぱり、ラーメン店は
これが正しいよね、と思う。