三週間前にオープンの新店。
改札を出て左手に数十歩。
『徳福』の跡地。
そう言えば、@川崎も随分と前に閉店してしまったし、
界隈の『徳福』は@蒲田だけになったのかしら。
店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター、
二人掛けと四人掛けのターブルが各一。
11:05の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。
ってゆ~か、店内の温度が高いんだが・・・・。
入った途端に、もわっとする空気が顔に当たる。
これはこれからの季節、まずいんじゃ?
券売機は入口左手。
食したのは、
昆布水つけ麺。
値段は1,000円。
食券を渡すと「つけ麺は茹で時間を頂きます」との
声掛けあり。
とは言え、貼られている「こだわり」を読みながら
6分の待ちで麺とつけ汁が同時に供される。
最近、とみに良く見るスタイル。
「昆布水は底に沈んでいます」との案内。
底の方から麺を一本引きずり出し
ちゅるんと啜れば仄かな甘みに軟らかな旨味の成分。
麺はやや細、ストレート。
瑞々しく、透明感あり。
エッヂが立ち、が、表面は滑らか。
つるりと啜り、しこっとした歯触り。
量がそこそこあるのは嬉しい。
250g近いのでは。
つけ汁は鶏醤油で、表面には
透明の油が厚めに。
微塵の葱も散らされている。
醤油の鹹さがかなり強め。
深みのある味なので、
なんとかしょっぱさからは踏みとどまっている感。
鶏出汁の旨味もそこそこ感じる。
麺を食べ終えた後は、
蓮華でつけ汁を昆布水の方に移して飲む。
具材はチャーシューとメンマ。
チャーシューは低温調理のロース肉が一枚。
薄めも広げれば大人の掌大。
メンマは太い拍子木状。
濃い目の色が付き、甘みが沁みている。
しゃくしゃくした歯触り。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
美味しいのに違いはない。
一方、どこででも食べられる仕立て。
独自色が欲しいところだが。