一年半ぶりの標題店は、
冷たいメニューを食べに。
こう暑いと
さすがに汁モノはムリ。
店内は厨房に向いた鍵型十一席のカウンター。
11:32の店頭着で先客は四。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。
券売機は入口右手。
食したのは、
濃厚昆布水つけ麺。
値段は900円。
貼られている口上や食べ方指南を見ながら待つこと10分、
麺とつけ汁が同時に供される。
葱がふんだんに使われているのが良く分かる。
麺の方には青葱。
更には炭塩と山葵も。
昆布水は底の方に少量。
先ずは昆布水に絡めて一~二本、
次いで炭塩の部分を。
更には山葵を麺に直接乗せ、と
味わって行く。
やや細、平、ストレート。
丁寧に整えられ、つるつるしこしこ。
ただちょっとだけ茹でムラ、あるかな。
喉越しは心地良く、
量は200g超ありそう。
「菅野製麺」の麺箱が其処彼処に置かれている。
チャーシューは短冊大の豚と鶏。
豚はベーコンのようにも感じるバラ肉、
鶏は低温調理でしっとり。
何れも香りが良い。
メンマは太い拍子木状、濃い色味。
しゃくしゃくの歯触り。
つけ汁は鶏醤油。
表面には青葱・白葱、微塵の紫玉葱が浮遊し、
中には小さい乱角の鶏肉が。これも香りが良いぞ。
黄金色の鶏油の薫りが相俟って、
鶏系の旨味は強め。
醤油も深みと強さがあり、
麺を漬しても負けない美味しさ。
謳うほど濃厚ではないけれど、
昆布水はどうやら純粋に昆布だけではなさそう。
最後はつけ汁を移して完飲。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
次に来る時は、
汁ナシを食べようかな。