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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

鶏そば 一文(2)@川崎 2023年7月17日(月)

一年半ぶりの標題店は、
冷たいメニューを食べに。

こう暑いと
さすがに汁モノはムリ。

店内は厨房に向いた鍵型十一席のカウンター。

11:32の店頭着で先客は四。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。


券売機は入口右手。

食したのは、
濃厚昆布水つけ麺。
値段は900円。


貼られている口上や食べ方指南を見ながら待つこと10分、
麺とつけ汁が同時に供される。

葱がふんだんに使われているのが良く分かる。


麺の方には青葱。


更には炭塩と山葵も。

昆布水は底の方に少量。

先ずは昆布水に絡めて一~二本、
次いで炭塩の部分を。
更には山葵を麺に直接乗せ、と
味わって行く。

やや細、平、ストレート。
丁寧に整えられ、つるつるしこしこ。

ただちょっとだけ茹でムラ、あるかな。

喉越しは心地良く、
量は200g超ありそう。

「菅野製麺」の麺箱が其処彼処に置かれている。


チャーシューは短冊大の豚と鶏。

豚はベーコンのようにも感じるバラ肉、
鶏は低温調理でしっとり。

何れも香りが良い。


メンマは太い拍子木状、濃い色味。
しゃくしゃくの歯触り。


つけ汁は鶏醤油。
表面には青葱・白葱、微塵の紫玉葱が浮遊し、
中には小さい乱角の鶏肉が。これも香りが良いぞ。

黄金色の鶏油の薫りが相俟って、
鶏系の旨味は強め。

醤油も深みと強さがあり、
麺を漬しても負けない美味しさ。

謳うほど濃厚ではないけれど、
昆布水はどうやら純粋に昆布だけではなさそう。
最後はつけ汁を移して完飲。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


次に来る時は、
汁ナシを食べようかな。