当該チェーンでの《つけ麺》は十四年前に食べようとして
果たせなかった記憶。
その怨念のせいで、随分と敬遠をしていたのだが。
でも至近の標題店は
便利に使わせて貰っている。
店内は厨房に向いた鍵型十席のカウンター、
二人掛けのテーブルが二卓、
四人掛けが三卓。
11:00の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は二。
券売機は入り口右手。
食したのは、
かぼす風味つけ麺。
値段は800円。
大盛り(240g)無料と書かれているので、
カウンターで食券を渡す時に申請する。
食券を渡してから
6分ほどで「かぼすつけ麺の方~」と声掛けがあり
いそいそと取りに行く。
正方形の盆に、
麺とつけ汁がきゅうきゅうに納まっている。
気を付けて運ばないと
飛び出してしまいそう。
麺は随分な量が入っている。
細、ストレートで
水で〆られしんなり。
ぷつっと歯が通り、
喉越しも滑らか。
ただ絡み易いのが難点かな。
体感は250g強ほど。
刺さっている海苔一枚は厚みもあり香りも良い。
水菜少々とささがきの葱が盛られている。
チャーシューは花札大、
薄めのバラ肉が一枚。
つけ汁の表面には小口の万能葱が。
その下には茶濁した、さらりとしたつけ汁。
トンコツをベースにカボスの風味も
柑橘感はさほど無く。
微かな酸味と、一味によるピリ辛はあり。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
今回食べたのは、現状では通年メニューと思われ。
壁には《担々つけ麺》のポスターも貼ってあるが、
自分的には勇気が要る。