RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺匠 藩次郎@川崎 2022年8月20日(土)

ミューザ川崎 1F 40番地】に二ヶ月半前にオープンの新店。
過日行った『慶次』とは軒を並べる。

《味噌》がウリとのことで、
行けるのは気温が下がってからと思っていたが
先日前を通った時に《冷やし中華》の文字が券売機に見え、
これならばと、今日に至った次第。

ところが店頭に立ってみると
《味噌つけ麺》に変わっており、
まぁいいか、こちらの方が安心の味だしとも思う。


店内はストレートのカウンターが並行して三列に並ぶ。
夫々、六席・五席・六席

13:00の入店で先客は二。
その後、食べ終わって出るまでの来客は八。


券売機は店の外、向かって左側。

食したのは、
味噌つけ麺。
値段は1,180円。

「限定」と書かれた食券を渡すと
「茹で時間を頂きます」との声掛け。

貼られている「こだわり」を読みながら
九分ほどの待ちで、先ずは海苔二枚が供される。

これが、ぱりっとして厚みもあり
香りも良い。
ある種、ブランド海苔かな。


更に一分後、別皿の具材が供される。

小口の九条葱、微塵の紫玉葱、
チャーシュー、メンマ、味玉。
まるっきり「特製」の内容。
これならと、金額にも頷ける。

チャーシューは大人の掌大、ロース巻二枚を
重ねて四等分したもの。
味が染み、軟らか。

メンマは拍子木状。
表面が乾き、漬物のよう。
こりこりした食感で美味しい。

味玉の気味はとろんとし、良好な茹で加減。
濃厚な旨味に、出汁も存分に沁みている。


程なく、麺が、更に一拍遅れてつけ汁が供される。

十分ほどで、全部が揃った計算。


麺は最近流行りの「昆布水」に漬かっている。
柿田川ひばり@恵比寿』でも同様の仕立てだったな。

まずはそのままを一本つるっと啜ると、
さほど強い味ではない。

麺は中、ストレート、表面は滑らか。
もちもちの噛み応え。

「菅野製麺」の麺箱が店内に積まれている。

量は確かに250gほど。


つけ汁は熱々で粘度高し。

鶏白湯をベースに赤味噌が入り、
褐色の色味。

濃厚な旨味に、軽い甘さ、
大蒜が少々、生姜が強く効いている。

鄙びた味がし、これはイイなぁ。

最後は「昆布水」を注ぎ完飲してしまう。
まぁ、麺量がそれほどなかったこともあるが。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


「限定③」と書かれているが、
そうすると「②」が《冷やし中華》だったのだろうか。

第四弾も出るのかな?
《混ぜそば》希望なんだが。