封切り二週目。
席数の72と極小の【シアター10】は満席。
席数の72と極小の【シアター10】は満席。
客層は、やはり、こういった内容が
身につまされる年代だろうか、
やや高齢の女性が多し。
身につまされる年代だろうか、
やや高齢の女性が多し。

この手の映画を観ると
『アルトマン』の〔ウエディング〕と引き比べてしまう。
『アルトマン』の〔ウエディング〕と引き比べてしまう。
冠婚葬祭の席に一族が集い、そこで隠されていた人間関係や
秘密が顕になる。
秘密が顕になる。
そして一族は、再び上辺だけの纏まりを取り戻すか
または〔儀式〕の様に崩壊する。
または〔儀式〕の様に崩壊する。
故人を偲び、しめやかに語り合う場であったはずが、
最初はガールズトークの姦しさから
やがて『ヴァイオレット』の毒舌が炸裂しだし、
ついには長女『バーバラ(ジュリア・ロバーツ)』との取っ組み合いの喧嘩となる。
最初はガールズトークの姦しさから
やがて『ヴァイオレット』の毒舌が炸裂しだし、
ついには長女『バーバラ(ジュリア・ロバーツ)』との取っ組み合いの喧嘩となる。
それは、親子や姉妹にもとどまらず夫婦にまで及んで行く。
そして此処には、離れようとしてもできない
濃い血の繋がりと共に、
生まれ育った場所と言う地縁に縛られ、
抜き差しならなくなった家族の系譜の悲しい性も語られる。
濃い血の繋がりと共に、
生まれ育った場所と言う地縁に縛られ、
抜き差しならなくなった家族の系譜の悲しい性も語られる。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆。
ただ、実際に、こんな母娘に傍に居られたら
男性陣はかたなしだろうが・・・・。
男性陣はかたなしだろうが・・・・。