RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

自家製麺 伊藤@銀座 2014年3月1日(土)

【赤羽】は、現時点では自分の守備範囲外なので
一生行くことは無いだろうと(ちょっと、大げさ)残念に思っていた標題店。
向こうから、こちらのフィールド迄出張って呉れるなんて、
なんてラッキー。

場所は、工事中の【松坂屋】の二筋裏手。
飲食店が沢山入っている地階の一角。

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入り口の看板を見逃がすと、
場所が判らずに迷ってしまいそう。

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店内は厨房に向いたストレートのカウンターが六席。
二人掛けのテーブルが四卓。

13:15の入店で先客は二。
その後食べ終わって出るまでの来客も二と、
ありゃありゃ、随分と空いている
(ちなみに、近隣にある宿題店『むぎとオリーブ』を覗いたら、
やはり数席の空き。この曜日の、この時間は、
かなり狙い目かもしれない)。


券売機は入り口正面。

食したのは、
肉そば大(焼豚4枚)。
値段は950円。


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「お待たせ致しました」と
供された一品。

確かに、スープが少なく、
大盛りにしてせいもあるが
麺が中から飛び出している。


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麺は細ストレート。
乾麺の鶏ラーメンのそれを思わせる外観。
一口啜ると、かなりぽきぽきしているのだが、
トンコツラーメンのそれとは、明らかに食感を異にする。

表面はやや粗めで、スープの絡みは良好。
更に啜り具合も言うことナシ。

これくらいの細さの麺の常として
絡み易いのが難点だが、それもご愛嬌か。

量も200g強はあり、お腹がそこそこ膨れた。


スープは煮干し。
量は少ないが、その存在感は満点。

鼻を近づけるだけで、むんむんと薫りが立ち上がって来る。

それでいて、飲みごたえは良い。
旨味は十分だし、煮干し感はたっぷりながら、
単純にぐらぐらと煮出した強さでは無く、
美味しさだけを上手に掬い上げ抽出している感。

なので、食後感も良好で、胃にちっとももたれない。
軽やかささえ感じてしまう。


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トッピングのチャーシューは花札大、
かなりの厚みのあるものが四枚。
たっぷりの脂に、肉らしい旨味。
やや冷たいのが残念だが、
店なりの考えもあるのだろう。


それ以外のデフォの具は、
葱のみ、それも極少と至ってシンプル。


券売機に、「つゆまし」「ねぎまし」のボタンもあり
それを押しているヒトもいたなぁ。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

この麺に、このスープと、ぴったりと合っている。
唯一無二の取り合わせ。

次は《つけそば 大》800円、だな。