RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

鶏煮干 一文@川崎 2021年5月8日(土)

二週間ほど前に、【仲見世通り】入り口近くにオープンの新店。


店先にも、その旨が大きく掲示されている。

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店内は厨房を囲む八席のカウンター。


11:35の入店で先客は四。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。


券売機は入り口右手。

食したのは、
鶏煮干そば+替玉。
値段は800+150で950円。


一ロットで二杯の調理の為か、
食券を渡してから11分ほど待って
歪んだ形の丼に入った一杯が供される。

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随分と濃厚そうな見た目。


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チャーシューは大人の掌大、低温調理のロース肉が一枚。
噛み心地は良いのだが、かなり野趣のある香り。


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九条葱が一掴み。これはスープに合うなぁ。

海苔筏の上には煮干しの粉末。
徐々に溶かして旨味の補強に使うのだな。


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麺は細、ストレート。
表面粗めでぼきぼきした食感。

調理の過程を見ていると、
湯がく程度の短時間で一旦引き上げ、
それをスープの入った雪平鍋で煮込むようにしていた。

それでもこの歯触りかと感心する。

量は120gくらいだろうか。


スープは鶏+魚介で、粘度高し。

煮干し感は激強ではなく、
苦みを残しながら臭みやえぐみをうまく抑え、
バランスの取れた一杯に仕上げている。

九割がたを飲み干す。


「替玉は1分少々お時間をいただきます」と
予め告げられていたので、早めに発注。

が、ここでアクシデントが。

自分の分が茹で機に投入された後、
新規来店客の券売機トラブルに店主が対応。

その間に茹で上がりを知らせるベルが鳴り、
サポートの女性がかなり時間が経ってから引き上げるも、
そのまま放置の状態が続く。

いったいどうするんだろ?と
ドキドキしながら見守れば、
応対から厨房に戻った店主が新たな一玉を投入し
「すいません。もう30秒ほどお待ちください」の声掛けが。

先の分がそのまま供されたら、咎めようかと思っていたけど、
さすがにそれはされなかった様子。

結局5分ほども待ち「お待たせしました」
の声とともに供されたけど、

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それだけかい!と思わぬでもない。

スープもすっかり冷めてしまい、
皮膜が張った状態に


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


モノ自体の出来は良いので
まだ未発売の《和え玉》は食べてみたいと思ったけど
オペレーションがイマイチだなぁ。