会期は~7月10日(木)まで。
標題展の展示は2階になる。
二十名ほどの出展者の
素描と本画。
素描と本画。
本画の基になった素描を並べて出す者もおれば、
全然関係の無い作品を並べるものもいる。
全然関係の無い作品を並べるものもいる。
出展の経緯が、キャプションで添えられており
それを読むだけでも、彼等・彼女等の思考の経緯が判り面白い。
それを読むだけでも、彼等・彼女等の思考の経緯が判り面白い。
にしても、一枚の作品を仕上げる為の
試行の過程も垣間見え、
例えば本画には、飛ぶ鳥が一面に描き込まれているのに
素描には、停まって羽を畳んでいるモノしか画かれておらず、
しかも複数種がデッサンされていることを見るにつけ、
その掛けられた労力に思い至り、
自ずと作品の前では、頭を垂れてしまう。
試行の過程も垣間見え、
例えば本画には、飛ぶ鳥が一面に描き込まれているのに
素描には、停まって羽を畳んでいるモノしか画かれておらず、
しかも複数種がデッサンされていることを見るにつけ、
その掛けられた労力に思い至り、
自ずと作品の前では、頭を垂れてしまう。
1階は更に興味深い。
展示されているのは、やはり素描。
各種の厚さや、梳き具合のバリエーションがある紙を前に、
普段は使わない紙を、どうやって自家薬篭中にものして行くのか、
その経緯が、連綿と書き出され、面白いなぁ、
画力のある人って、こんなコトを考えながら
線を引き、色を乗せていたんだねぇ。
普段は使わない紙を、どうやって自家薬篭中にものして行くのか、
その経緯が、連綿と書き出され、面白いなぁ、
画力のある人って、こんなコトを考えながら
線を引き、色を乗せていたんだねぇ。
それを知っただけでも、十分な収穫。
加えて、並んでいる画も見応えあり。
特に人物をデッサンしたものは
その面立ちがこぞって素晴らしいのだ。
その面立ちがこぞって素晴らしいのだ。