今月25日(土)~の封切りだが、
一部劇場では22日(水)~の先行上映。
一部劇場では22日(水)~の先行上映。
それもあってか、488席と大きい【CINE 12】は
半分程度の入り。
半分程度の入り。
主演目当てであろうか、女性客が多いものの、
子供連れも散見されるし、
自分より高齢の方の姿もそこそこ見られ、
「時代劇」と思っているのかしらん、と
少々、気になってしまう。
子供連れも散見されるし、
自分より高齢の方の姿もそこそこ見られ、
「時代劇」と思っているのかしらん、と
少々、気になってしまう。
明治も十年が過ぎようとした頃、
帝都に再び『抜刀斎』の影が現れ、
多くの人が惨殺される。
しかし、そのやり口は、
以前の彼とは違っている様だ・・・・。
帝都に再び『抜刀斎』の影が現れ、
多くの人が惨殺される。
しかし、そのやり口は、
以前の彼とは違っている様だ・・・・。
オープニングのシークエンスが良い。
くすんだシルバープリントにも見える画面。
くすんだシルバープリントにも見える画面。
これから本編を構成する主要人物の縁が
テンポ良く、しかしさらりと紹介される。
テンポ良く、しかしさらりと紹介される。
主演の『佐藤健』に唸らせるほどの巧さは無い。
しかし、普段の飄々とした姿が、「人斬り」としての側面を見せた途端に、
喋り方に加え、立ち姿まで瞬時に変えてみせる。
その有り様は、原作者が「是非に」と熱望したことを
十分に納得させられる。
しかし、普段の飄々とした姿が、「人斬り」としての側面を見せた途端に、
喋り方に加え、立ち姿まで瞬時に変えてみせる。
その有り様は、原作者が「是非に」と熱望したことを
十分に納得させられる。
中途に加わる味方も含めて、配役は昨今の売れ筋を揃え、
華やかさもあり、芸の上での破綻は無く、安心して観ていられる。
華やかさもあり、芸の上での破綻は無く、安心して観ていられる。
ストーリー自体は正当な時代劇、若しくは真っ当な任侠もののそれ。
抑えた怒りが、最後には爆発すると言う・・・・。
なので、新奇さは無い。
抑えた怒りが、最後には爆発すると言う・・・・。
なので、新奇さは無い。