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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

金子國義展 遊戯の果てに@Bunkamura Gallery 2013年2月11日(月)

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当日は17時から、
作家本人のサイン会も予定されているらしく、
また、丁度、映画終映のタイミングもあったのだろう、
場内はそこそこの混雑。


販売を前提とした展示会だけに、
幾つかの作品には赤丸シール。

リトグラフに彩色された、エディション百数十のもので
十万円弱、
シグレー版画で十数万円、
葉書二枚程度の大きさの油彩で数十万円、
大きな作品では数百万円と言うプライスにもかかわらず、だ。

会場奥に並んでいる大作は「参考出展」のカードが添えられ、
これはゆっくりと鑑賞できる。


この案内に散りばめられている、
数々の「快楽」「背徳」「エロティシズム」「倒錯」と言った単語が、
現実社会では身近に置くことが極めて不可能なことの証左だろう。

ま、当たり前だけど。

それが各種芸術のレーゾンデートルでもあるわけだし。


会期は~2月17日(日)まで。