RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

手打蕎麦 隆@西大井/大井町/立会川 2025年9月30日(火)

看板は「蕎麦」となっているが、
「饂飩」も手打ちで供している。

場所は三駅からほぼ等距離で、
【大井警察】の対面、【滝王子通り】沿い。

店内は厨房に向いたストレート五席のカウンター、
小上がりには四人が向かえるテーブルが二卓。

11:30の入店で先客は一。その後、
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。

オーダーは各卓に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に入り口脇のレジで。

食したのは「本日のサービスセット」と書かれている
大えび天丼 もりそば付き。
値段は1,200円。

発注時に、蕎麦を饂飩に変えて貰う。
表の黒板に書かれている「新蕎麦」にも心惹かれたが。


饂飩の茹で時間のせいだろう、
18分と随分と待って、
四角い盆に饂飩と天丼が乗せられ供される。

小鉢も付くのね。


小鉢は醤油出汁に染まっている大根。
じゅくじゅくと旨味が沁みている。

香の物は胡瓜で浅めの漬かり具合。


饂飩はいかにも手打らしく不揃い。

極太で捻じれあり、幅広。
一本は長くはないが、多くを一時には摘めない。

口に入れれば表面は滑らかも、
むっちりもっちりな噛み応え。
麦の香りも流れ出す。


薬味には多めの葱と生姜が少々。

汁は醤油の鹹さと味醂の甘味と
出汁の強さも何れも軽め。
もっとも、饂飩を味わうために、
ちょっとだけしか漬さなかったせいかも。


天丼の丼は小さ目に見えたが、
ご飯茶碗一杯ほどのお米は詰まっている。

粒が立ちしっかり炊けてはいるものの、
表面がやや水っぽい。

タレはやはり鹹過ぎず、甘過ぎず。

 


天麩羅は海老、南瓜、茄子、竹輪で
何れも大きい。衣はしっとり寄り。

海老は太くぶりぶりの食感。

南瓜の大きさは大層なもので、中はほくほく。

茄子も硬過ぎず、程好く揚がっている。

竹輪がまるっと一本。とりわけ熱々。

見た目よりも、遥かにお腹が膨れる。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


饂飩と天丼の合わせ技で。

次は蕎麦を食べに来よう。