RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

鈴乃家@鮫洲 2025年9月9日(火)

旧東海道】沿いの{蕎麦}店。
外見もレトロだが、
中の造作も同様。
 
テーブルや椅子も年季が入っており、
天井の照明は八間を模したものと凝っている。
 
 
店内は二人掛けのテーブルが三卓、
四人掛けが三卓。
小上がりにも二人掛けの座卓が二卓。
更には二階にも席はあるよう。
 
11:27の店頭着で
既に暖簾が出されているので引き戸を開け、
「やってますか」と声を掛ければ
「どうぞどうぞ」と招いてくれる。
 
この時に、席に座って新聞を読んでいるのは
男性店主の場合が多いのだが、
同店では二名の女性が閲読中(笑)。
 
そのまま厨房に入って行ったので、
彼女等が調理をするのだな、と
合点する。
 
 
入店はイの一番。その後、
食べ終わって出るまでの来客は九と
見る間に席は埋まって行く。
 
 
オーダーは壁に貼られ、各卓に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に店奥の帳場で。
 
食したのは「名物」と書かれている
あなご天丼。
値段は1,550円。
 
1,700円の《穴子天ざる》とも迷ったが、
150円を節約してみる。
 
「味噌汁かミニ蕎麦が付きますが」との声掛けが有ったのは
勿怪の幸い。
「ミニ蕎麦」をお願いする。
 
 
定食や種物の蕎麦をオーダーした後客に追い抜かれ、
15分の待ちで四角い盆に乗って供される。
香の物にプラスして小鉢まで付いている。
 
 
ミニ蕎麦はシンプルな見た目。
 
濃い色の汁に千切りの葱。
蕎麦はそれなりの食感で三掬いほど。
 
先ずは麺を全てたいらげ、
汁は丼の合間合間に口にする。
 
 
香の物は胡瓜と大根。
さっぱりと漬かっている。
 
小鉢は牛蒡。
濃いめの味が染みている。
 
威容は穴子で30㎝近くあるのでは。
 
横幅も厚みもあり、
ややしっかり目の歯の通り。
衣は胡麻油が香り、さくっと揚がっている。
 
魚の臭みは無く、
タレもさほど濃すぎず、
素材の味が存分に楽しめる。
 
 
野菜はピーマンと茄子。
 
ピーマンの揚げ具合は上々、
茄子はやや硬め。
 
10㎝ほどの長さのもう一片は
白身魚かと思ったら、これも穴子
大盤振る舞いだな。
 
 
ご飯は茶碗に軽く一膳ほど。
粒が立った硬めの炊き加減は好み。
 
濃い色のタレを纏っても、
ぺったりはしない。
 
 
タレは見た目よりは甘さは軽め、
やや鹹味寄り。
 
 
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
 
 内訳は各々☆3点満点で
素材:☆☆☆
下拵:☆☆☆
揚げ:☆☆★
 
『福寿@大田市場』以来の
満足できる穴子天。