二ヶ月前にオープンの新店。
【西口】に出て、道路を挟んだ右手対面。

店内は厨房に向いたL字型十席のカウンター、
二人掛けのテーブルが三卓。
10:58の店頭着でイの一番。
定刻にはちと早いが、どうぞどうぞと招き入れてくれる。
その後、
食べ終わって出るまでの来客は五。
中には外人さんもおり。
券売機は入り口左手でタッチパネル式。
現金決済は不可のよう。

食したのは、
つけ麺(200g)。
値段は1,200円。
食券を渡すと「少々お時間をいただきます」との声掛け。

「こだわり」を読みながら待つこと10分。
麺とつけ汁が同時に供される。

その際「つけ汁の調整が強めですので、
麺の半分ほどを漬けてお召し上がり下さい」との案内。

そのつけ汁は表面にたっぷりの葱が浮かんだ煮干しベース。
香りは高く、だがちょっと啜ると塩味が強く、
苦味とえぐみも強力。
もっとも不快ではなく、苦さとえぐさを
巧く旨さに転化しているよう。
これは良く出来ている。
とは言え、麺に漬けるのは少量なので、
半分近くが残ってしまうのだが。
麺の上には、チャーシュー、メンマ、カイワレ。

カイワレは一本が長め。

チャーシューは鶏と豚で、
鶏は低温調理。
短冊大でしっとりしつつ、
歯の通りが絶妙。
豚はロースの炭火焼き。
甘鹹い味も良好、且つ、
短冊大で厚みもあり。
美味しい。
メンマは濃いめの色味の二本。
瑞々しい食感。

麺は細、ストレートで
麺線は整っている。
エッヂが立ち、つるつるしこしこ、
冷たく小気味善い喉越し。
麦の香りも良く、公称200gより
量があるのでは。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
〈中華そば〉は違う麺を使っているんだろうか。
機会があれば、食べてみたいもの。