改札とは反対側の踏切のたもと。
店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
四人掛けのターブルが一卓。
13:45の入店で先客は二。その後、
食べ終わって出るまでの来客は一。
券売機は入り口右手。
食したのは、
つけ麺。
値段は1,100円。
デフォの一杯で千円を超える大層な値付け。
でも店名にもあるように、これがウリのようだし。
貼られている蘊蓄を読みながら
待つこと7分で麺とつけ汁が同時に供される。
値段の割には、シンプルな見た目。
麺の丼には、海苔一枚が刺さり、
キャベツが乗っている。
で、そのキャベツが美味しい。
しゃくしゃくの歯応えに、つけ汁との馴染みも良い。
海苔は厚みがある。
チャーシューはかなりの大きさ。
大人の掌より一回りもあるロース肉が一枚。
5㎜近い厚みがあっても軟らか。
麺は全粒粉。
中、やや細、捻じれ。
表面は滑らかで、一本は短めなので
つるっと啜れるが、歯を立てると
むちむちな、ややごわりとした感触で思いの外手ごわい。
量は250gあるだろうか。
つけ汁は鶏白湯に乾物魚介の醤油味で粘度あり。
たっぷりの葱と胡麻も散らされている。
少量に見えるが、濃厚なので
麺をさっと漬しただけでも十分に味が乗り移る。
香ばしさと軽い苦み、甘みは押さえ目で
素材の良さがダイレクトに舌に伝わる。
美味しく完飲する。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
これで値段がもう少し懐に優しければ、
申し分ないのだが・・・・。