入れ替わった、もう片方のお店へ。
10:15と早い時間の着で
既に7番のベルを渡される。
前回来た時とは、まるっきり逆の混み具合。
客足の読みは難しいのだろうな。
食したのは、
味玉中華そば。
値段は900円。
フードコートに限らず、
良心的な値付けと思う。
4分ほどでベルが鳴動、取りに行くが
こちらは箸や蓮華、ナプキンもセルフサービスになっているので
取り忘れぬよう注意が必要。
それにしても、値段の割には具材が豊富だね。
チャーシューは大人の掌大、
7㎜厚のバラ巻が一枚。
軟らかな口当たり。
メンマはしゃくっとした食感。
鳴門一片はかなり薄め。
短冊大の海苔一枚も、さほど印象には残らず。
葱は一つまみが投入されている。
玉子の表面は濃いめの色付き。
黄身の茹り加減は上々。
濃厚さも出汁の沁み具合も、
良い感じに纏まっている。
麺は細、ストレート、軽くカール。
表面はつるつる。
するっと啜れば、細い割には
もっちりの噛み応え。
喉を滑る感触も心地好い。
量が多いのも嬉しい。
150g近くあるんじゃないか。
スープは動物系+魚介系の、まさに王道と評して良いモノ。
甘過ぎず、鹹過ぎず、強すぎず、弱すぎず、
絶妙のバランスで両者が折衷。
粘度も軽めで、旨味の因子も多く、
気持ち良く九割方を飲んでしまう。
後で喉が渇いたから、塩味はそこそこあったのだろうが、
食べている段にはそれを感じさせず。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
具材も勿論だが、やはりラーメンは
麺とスープが三角形の底辺と改めて思う。
この土台がしっかり構成され、
歪になっていなければ、それだけで評価は高い。
当然、値段も重要な要素だよね。