【西口2】に出て、目の前の緩い坂道を
100mほど下った左手角。
店内は中央に六人が向かえる大テーブル、
奥には四人掛けのテーブルが三卓。
消毒液は複数個所に置かれ、席間には衝立、
入り口の戸は大きく開け放たれている。
11:30の入店で先客は四。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。
注文はメニューを見て直接、
会計は食後に厨房前で。
食したのは、
味玉つけ麺+大盛。
値段は800+100で900円。
ランチタイムは
もやし小鉢
チャーハン小鉢
の何れかがサービスとのことなので
前者を願いする。
5分と思いの外短い時間で
黒い盆に割りスープが入ったタンブラーもセットされ供される。
・・・・。
麺が凄い量だ。400g近くあるんじゃないか。
店主も店員さんも、皆女性とのことで、
さほどの量ではあるまいと高を括って発注したのだが、
意外や相当の強者が来てしまった。
勿論、食べきれないことはないんだが、
体重増が気になるお年頃だから。
やや細、ストレートで軽く捻じれ。
パスタを彷彿とさせる外観、つけ汁の仕上がりもあわせ、
『大勝軒』を思わせる。
表面は滑らかでつるりと啜れるも、
さくと歯が通り、もちもち感はあまりなし。
やや拍子抜けな食感。
あと、水切りが甘いのが気になって、
平皿の下にかなり溜まっているのね。
つけ汁は鶏ガラがベースと思われる動物系に
乾物魚介を合せた醤油。
さらさらとし、甘酸とピリ辛が軽く広がる組み立て。
醤油の鹹さと旨味が前面に出て、美味しいのだが
多く飲むには躊躇われるかも。
チャーシューは切れ端のようなものがちょぼちょぼと入る程度。
メンマは細く、濃いめの色と味が付き、こりこりの歯触り。
玉子は茹で加減といい、出汁の沁み具合といい、
黄身の濃厚さといい上々の出来。
小鉢のモヤシは薄味で
口の中をリセットするには丁度の塩梅。
つけ汁が多く残ってしまったが、
割りスープを注ぐと・・・・、おや
これは牛の出汁かしら。
しゃぶしゃぶの後で
ポン酢に注いで味わったような気分に。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
デフォの麺量がここまで多いと、
チャーシューを乗せた方が満足度は高かったかもしれない。