RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

新橋 元楽@新橋 2016年6月23日(木)

東銀座の店に行ったのは随分と前のコト。
虎ノ門は何時でも行けるリザーブだったんだが
何時の間にか移転してたのね。

場所は『嵐 ARASHI』の跡地って
最近こんなケースが多いなぁ。


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店内は厨房を囲む逆J字型十五席のカウンターに
四人掛けのテーブルが二卓。

12:15の入店で自分の前に三人の待ち。
その後食べ終わって出るまでも満員の盛況が続く。

入り口右手の券売機で食券を買い列の後ろに着くと
「お独り様、先にお通しして良いですか」と前客に確認の上
空いている一席に座らせて呉れる。
臨機応変な差配だなぁ、と
この時は感心。


食したのは、
油そば ぶためしセット。
値段は980円。

油そば》単体は780円。
大盛は+100円。

普段であれば食べないご飯モノも
登録商標」と書かれていちゃあね。

しかも、通常400円がランチタイムは+200円で
セットになるんだから。


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カウンターの壁に貼られた指南書を見ながら
待つこと二十一分、先に《ぶためし》が配膳され
それから更に二分遅れで《油そば》の丼が置かれる。


最大で六人分くらいを一度のロット、
それを回すのに十分を掛けている。

調理の順番も食券に書かれた番号によるようで、
結局は件の三人連れが先に出されていた。
自分のメリットは早く座れたことくらい。
逆に彼等は座ったら直ぐ出て来たから
フラストレーションは溜らんだろう。

《ぶためし》だけでも先に出せないだろうかと思うが
同時に配膳することが店の流儀なんだろう。


で、その《ぶためし》、かき混ぜようと丼を持つと
つるっとあうやく落としそうになった。
油そば》の丼も同様で、油がきちんと拭えてない感じ。


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たっぷりの刻み海苔、その下に葱、
更にはほぐした豚。

御飯の量は軽く茶碗に一杯ほど。

タレと胡麻油を回し掛け混ぜて見ると
豚が存外に少ない。

+200円のランチ仕様だと思うけど
400円で同内容だったら、ちょっとむっとしたかも。


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油そば》の上にはたっぷりの具。


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手前には小さい賽の目に切られたチャーシューと刻み海苔、
奥にはレタスと葱、中央にはクラッシュされたナッツ。


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混ぜ合わせるとこんな感じ。

麺は中、やや細、ストレート、捻じれ。
量は200gくらいだろうか。
ぽくぽくした感じで表面粗目。

タレのベースは醤油。
オリーブオイルが掛かっているらしいけど
特段の風味は感じない。

味噌の様な生々しい尖った鹹さがある。

なので、一緒に出されたマヨネーズを追加する。

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濃厚さも増し、丸い旨味になる。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


多くの面で事前期待と違っていた。

元々の店とはそんなに席数は変ってないんじゃ、と思うし
でもまぁ、こちらに来てからの方が繁盛しているかな。