RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

Un Grand Pas:フレンチ ビストロ

前回の訪問から随分と間が空いてしまったが、
幸いにして店の人は我々のコトを覚えてくれていたようで、
その日のおススメ等をなにくれとなくアドバイスしてくれる。

じゃあ今日は、最初から最後まで
アラカルトで通してみようか。


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《鶏白レバームース》

旨味の強いレバーなんだが、
舌触りがふわふわで、
口の中でほろほろと崩れ、溶けて行く。

パンに載せずに、そのまま食べた方が
食感をより味わえる。


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《四種前菜盛り合わせ》

右下の《竹の子マリネ》がお初かも。
軟らかいのに、筍の野趣がちゃんとする。


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《ペリゴール風サラダ》

鴨の砂肝と胡桃が
何れもたっぷりと野菜の上に乗っている。

触感の違いを楽しむ訳だ。


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《牛えんがわのコンフィ》

どんなものが出て来るんだろうと思っていたら、
予想だにしなかったビジュアル。

部位的にはフエになるんだろうか。
包丁の入り方は観慣れたそれだけど、
軟らかい食感と掛かっているパウダー状の香辛料の為に
通常の焼肉屋さんで食べるのとは
まるっきり異なる味わいに仕上がっている。


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《まいかのバゲットガーリックソテー》

これも食感の差が面白い。
やわやわなマイカカリカリのバゲット
ガーリックの旨味で、見事に一つに纏まっている。


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真鯛のグリル》

やや焦げ目の付いた鯛は
皮といい身といい、ポアレとはまた違った食感。

エスプーマのような、魚ベースのソースも軟らか。

勿論パンを別途貰い、綺麗に拭い取る。


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《バナナのタルト》

香りも甘みも、同店で供されるデザートの中では
出色と思う。


これにビールを呑み、
3,000円也の泡を一本開け、
お会計は〆て約一万円と激安。

東京でこれをやったら、一体幾らになるんだろ。