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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

味の店 立喰 新角@有楽町 2015年4月14日(火)

JR線のガード下。

店を背に立てば、
右手には【フォーラム】
左手には【ビックカメラ】が見える。

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所謂「立ち食い」の店ではあるものの、
Web上では《ラーメン》の評価もなかなか宜しい。

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券売機は店に向かって左手と、
入って左手にも設置されている。

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店内は壁と厨房に向いた立ち食いスペースで
相当の人数が収容可能なよう。

11:05の入店時に先客は七。
その後食べ終わって出るまでの来客は三。

長居は無用の店なので、
自分が退店する頃には
殆どの客がはけてしまっていた。


コロッケやメンチが入ったメニューが人気の様なので、
それを食べたいのだが、一体、どのボタンを押せば良いんだろう。
ちょっと迷ってしまった。

食したのは、
大盛ラーメン+コロッケ。
値段は520+120で640円。

入り口正面の赤いテープが貼ってあるカウンターの前に食券を置き、
「お願いします」と声を掛ければ、
小柄なお爺さんが、黙々と調理を始める。

三分後
「はい。ラーメン大盛コロッケ」と声が掛けられ、
いそいそと取りに行く。

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麺は細縮れ。スープを絡ませるため
一旦、持ち上げ天地を返せば、丼から
まるっと盛り上がる。

これは結構な分量だな。
200g強はあるんじゃないか。

とは言うものの、
茹で加減はかなり軟らかめで
ぷつんと噛み切れる歯応えはやわやわ。

しかも湯切りは、ちゃちゃっとしかされていないので、
スープよりも麺が熱い状態。

表面を覆う特有のぬめりもあり、
高額店ならありえないところだけど、
こういった類の店では
それも味の一部となってしまうのは
何とも不思議だ。


スープは醤油。
鶏ガラがベースと思われるが
科学のチカラも感じる。

しかし、昔馴染みのある懐かしい旨味に、
量も多くなく
熱さもほどほどなので
結局完飲してしまう。


具材は、チャーシュー、海苔、若布、葱。

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チャーシューは子供の掌大、薄目が一枚。
肉らしい歯応えに、若干の匂いも感じる。

海苔は短冊大が一枚。
これも香りが強い。


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若布はたっぷり盛られている。


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トッピングのコロッケは
揚げたてで、絶妙の美味しさ。

小判型で厚みは2cmほどもあり大ぶり。

たっぷりのじゃが芋に人参の細切れとコーン。
衣も勿論だけど、タネがスープを存分に吸い
更に旨味が増す。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


店の雰囲気と商品と
調理する人までが一体になって一つの景色に感じてしまう。
レトロな雰囲気もまた善し。