地階の飲食店街の一軒は二度目の訪問。
両の壁に向いた各六席のカウンター、
二人掛けと四人掛けのテーブルが各二卓。
11:30の入店で先客は十。
が、その後は続々の来客で、
あっと言う間に並びができる。
いいタイミングで入れたかも。
今日の狙いはこちら。
夏場限定の、
冷やかけ大盛。
値段は750円。
券売機は入り口左手。
食券を渡すと
「茹で時間を10分ほど頂きます」との声掛け。
まぁ、麺が太目だからね。
それくらいは掛かる心づもり。
が、実際には
7分ほどの待ちで供される。
すげ~、丼から麺が盛り上がっている。
そう言えば、同チエーンは、盛りが良いのを忘れていた。
食べ切れないことはないけど、
並盛でも良かったかしら。
チャーシューは薄い拍子木状に切られている。
纏めると大人の掌大のロース肉一枚ほどか。
軟らかな口当たり。
メンマはほんの三本ほど。軟らか。
鳴門も一片置かれている。
出汁氷も各所に配置。
奥にはたっぷり、硬めの葱と
刻み海苔が一つまみ。
ただ、全体的に、盛り付けが乱雑だなぁ。
忙しいのは判るが・・・・。
麺は中、ストレート。軽くカール。
表面は滑らかもごつごつとし、
噛めばもっちりな歯応え。
芯には粉っぽさも残り、
麦の旨味が染み出す。
300gほどもありそう。
スープは(たぶん)豚骨ベースに煮干し。
惹句には「芳醇の極み」とか「スッキリ。なのに旨味濃厚」と書かれている。
透明度は高いが、味は深い。
ベースの出汁の旨味に、軽い苦みのバランスが絶妙。
葱を追いかけながら八割方を飲む。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
この値段でお腹がいっぱいになるのは嬉しい。
しかも、麺の旨味を存分に堪能できるし。