事前のディスカウントチケットの入手が叶わず、
正規料金の500円を支払い入場する。
正規料金の500円を支払い入場する。
計69点が展示され、
会期は~3月31日(日) まで。
会期は~3月31日(日) まで。
入って直ぐの部屋には
入賞者九人の作品が並ぶ。
入賞者九人の作品が並ぶ。
中でも、『髙木彩』『田中千智』と言ったところは
以前からチエックしていた作家さんではある。
以前からチエックしていた作家さんではある。
では、画風や技術に長足の捗りが感じられるかと言えば、
それ程でもない。
それ程でもない。
比較的見慣れた情景である。
『近藤オリガ』の〔思いに耽る少年〕は昨今の細密画の様だが
実はそうでない。
実はそうでない。
〔最後の晩餐〕をバックに籐椅子に座り僅かに俯く彼は、
一見仔細だが、近寄れば、細部はぼうとしている。
一見仔細だが、近寄れば、細部はぼうとしている。
しかし、椅子の背に架けられた白い布は
天使の翼にも見え
精神性の強さが感じられる。
天使の翼にも見え
精神性の強さが感じられる。
入選者の中では
game= (猟の)獲物、なので、
これからそれを食すのが筋だが・・・・。
これからそれを食すのが筋だが・・・・。
『K子(田中佳子)』の〔泡々〕。
全自動洗濯機の水槽の中に、雑多な洗濯物に混ざり
小熊の縫い包みが天面を向き
シャボンの中に塗れている。
小熊の縫い包みが天面を向き
シャボンの中に塗れている。
小さな黒いその眼は、
何か言いたげだが、さて。
何か言いたげだが、さて。
当然かもしれないが、
入賞者の作品は頭抜けている。
入賞者の作品は頭抜けている。
今後も楽しみだ。