RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

シェ モリタニ:ステーキハウス

田舎の店の常として、ラストオーダーの時間は頗る早く、
~20:30。

それでも、19時頃に入店すれば、ゆるゆると楽しめるし、
そんなに混んでもいないしね。

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先ずは、突き出し
ガーリックトースト》と《豚肉のパテ》
前者は、パン粉+ガーリックが、
薄切りのバゲットの上で焼かれる二重構造。
大蒜多すぎず、程好い味。
後者はベーコンで巻かれ、これも異なる豚肉の味わい。

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前菜は《ホウレン草のキッシュ》
さっくりした台の上に、これも硬めに焼き上げられたキッシュは、
おお適度な甘味が中々良いではないか。

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スープは《浅蜊トマトスープ》
この取り合わせは初体験だが、
トマトベースに合うのは当然か。
意図的にしゃっきり感を残している玉葱の食感も善し。
多少磯の香りが強いが、まあ許せる範囲か。

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《サラダ》は自家製のドレッシングが例によって妙味。
サウザンアイランド、かな。

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そして待望の《ステーキ》はこちら。
美しく焼き目が付いている。
付け合せは、人参、蕪、インゲン、ジャガイモ。
ソースにはマッシュルーム

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横から見るとこんな感じ。
厚みが判るだろう。

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焼き加減はミディアムレア。
芯はピンク色だが、ちゃあんと火は通っている。
表面は、カリカリのクリスピー。
この対比がまた堪らん。

おそらく、アメリカかオーストラリアの輸入肉を使っていると思われ。
個人的には、脂肪が少ない、赤身勝ちの方が、肉本来の味を感じられて好み。
なので、今回の肉は、当にどんぴしゃ。
しかも硬すぎず、軟らかすぎずの処理が素晴しい。
適度な歯応えも重要な要素だもんね。

添えられているパンでソースを拭って食べると、
いや、肉の味が染みて素晴しい。

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お腹に余裕があったので、《豚肉のパテ》を別途オーダー。
マスタードが添えられ、野菜に掛かっているドレッシングも、
先ほどとは異なるイタリアン。

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そしてデザート。
抹茶のスポンジに小豆とクリムーの取り合わせも良いが、
《林檎のタルト》が上々。
甘さ抑え目で、林檎の味が十分に感じられるし、
中のカスタードの香りも良い。
アイスクリームも添えられている。

ワインは《メルロー(Vin de Pays)》のフルボトルを一本。
食前に《ヱビス ザ・ホップ》の中瓶を一本。


お代は、二人合わせて、9,030円。
安っ。
コースの値段は3,200円。
東京だと、幾ら取られるんだろう。
酔いも手伝って、気分は上々だ。