客層も連れの人数も様々で、さんざめきの声が耳に痛いほど。
先ずは何時も通りビールを頼んで
飲みながらメニューを吟味する。
飲みながらメニューを吟味する。
塩と出汁がしっかり効いた強めの味わい。
ほぐされた肉もちょっぴり入っている。
ほぐされた肉もちょっぴり入っている。
《ニース風サラダ》
野菜の彩が美しいし種類も豊富。
天辺にはツナの塊がごろんと乗る。
天辺にはツナの塊がごろんと乗る。
アンチョビーとオリーブが入ったドレッシングも
ぴたりと合っている。
ぴたりと合っている。
《本日のハム 盛合せ》
どんぐりの様な香りがし、脂の融点が低いのだろう
放って置くとゆるゆると溶け出してしまう。
放って置くとゆるゆると溶け出してしまう。
あせあせと、急いで食べないと。
《鶏白レバーたっぷりの厚切りパテカン》
いや、この厚みが凄いです。4㎝はあるんじゃ?
味も上々だしお得感満載の一皿。
《蛸とホワイトセロリのカルパッチョ》
セロリは葉っぱもしっかり使われている。
蛸の口当たりは軟らか。
軽い甘みのドレッシングもまずまずの出来。
《ベーコンとオニオン、フロマージュブランのタルトフランベ》
チーズの酸味と、ベーコンの旨味と鹹味、そして玉葱の甘味と
三味が上手く纏まっている。
三味が上手く纏まっている。
《かいのみステーキ200g》
グラム1,490円での提供。
脂が少なく軟らかな赤身。
やはり自分の年齢にはこの方向性が良いよね。
やはり自分の年齢にはこの方向性が良いよね。
火の通り加減も上々。
塩がきつめに振られているので、
付け合わせのソースを使わずとも、そのままをぱくりとね。
付け合わせのソースを使わずとも、そのままをぱくりとね。
表面がかりさくのクリスピーなのが更に良いね。
デザートは《リンゴのタルトタタン》。
美しく形成されているけれど、
突き崩すとごろんとした大振りの林檎の塊が。
突き崩すとごろんとした大振りの林檎の塊が。
薫りが高く、甘みがしっかり染み、
苦みのカラメルソースとの相性もばっちり。
苦みのカラメルソースとの相性もばっちり。
色味も美しいし、辛さが強すぎない飲み口と
香りの良さが身上も、2,980円の値付けは市価の三倍ほどなので
あまり良心的ではないかも。
香りの良さが身上も、2,980円の値付けは市価の三倍ほどなので
あまり良心的ではないかも。
しかし全体のお代は〆て1.3万円と納得感のあるもの。
評価はビストロ基準の☆五点満点で☆☆☆★。
ではるものの味付けが全体的にしっかり目なので
後で相当に喉が渇いた。
後で相当に喉が渇いた。