RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

築地玉寿司 銀座6丁目店:寿司

チェーンの寿司店は、当然のことながらネタは一括仕入れ、
職人さんの技能講習も随時行っているのだろうから、
店毎の差は、そんなにつかないと思われるのだが・・・・。

それ其処は、やはり人間のやること。
年季とか、腕の違いは出るものだろう。

で、『築地玉寿司』
全国で二十店強、都内でも十店以上を展開している。

やって来たのは『銀座6丁目店』
先ず内装がユニーク。椅子の背には『北斎』の〔神奈川沖波裏〕。
そしてこの椅子、右側の椅子は左の肘置きが、左の椅子は右の肘置きが、
夫々外されている。
要は、自然とペアシートになる工夫で、場所柄、同伴用の設えと見た。
勿論、それ以外の用途もあるわけで、普通のカップルにも適だよな。

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刺身を適当に切ってもらう。〔鯖〕は脂の乗り具合が最高だな。

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寿司は野菜が不足しがちと言うことで、〔サラダ〕。
表面的にはフツーだが、底には〔メカブ〕等の粘りのあるものが
潜んでいる。
よ~く掻き混ぜて食べると、体に良さそうだ。

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〔細魚の細造り〕
緑釉の皿にあう。歯応え旨味は旬だなあ。

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貝の盛り合わせ。貝好きにはたまらんだろう。

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細魚を竹串に巻きつけ、炙って、塩と檸檬で頂く。
さっぱりと旨い。

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握りに入って、〔鱈場蟹〕
一口で頬張ると、いっぱいの蟹の旨味が広がる。

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〔コハダ〕美しいな。〆具合も上々。
基本、二貫付けのようなので、以降は一貫ずつでお願いする

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〔海胆〕
こんもりと盛られて、豪気だな。塩で頂く。濃厚。

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〔縁側〕
勿論、平目。食感が抜群。

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穴子
軟らかい。きっつけも大振り。

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イクラを一つ」とお願いしらた、こんなものが出された。
一瞬、目が点になったが、その後大笑い。喜んで頂く。

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改めて出されたのがこちら。
筋子の濃厚さにイクラの食感。いや、これはカンドーもの。

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玉子を焼いてもらう。出来立ての両端を切って頂く。
やはり、玉子は端が一番。

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〆は〔海苔巻き〕
これで画竜点睛。パリッと海苔。甘辛の干瓢。ピリッと山葵。
昔の人は、なんて素晴しいものを考え付いたんだろう!!