RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

はるちゃんラーメン@新橋 2021年8月30日(月)

十日ほど前に【新橋駅前ビル1号館1階】にオープンの新店。


その店名から、

  ここを嚆矢とする{ちゃん系}とする人もいるようだけど、
ざっくりと括ってしまう姿勢ってホントに正しいのかしら。
食後感も随分と違うようだし。


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店内は厨房を囲むL字型七席のカウンター。
席間はほぼなく、隣の人と肩が触れそう。
更に壁との隙間もかなり狭いので、
出入りには難渋、他のお客さんの協力が不可欠。


11:25の店頭着で満席。
が、中を覗くと、食べ終わりそうな人の姿も散見。

店外に置かれた券売機で食券購入、
まだ置かれている贈花の脇で待機する

その後、食べ終わって出るまでの来客は四。


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食したのは、
もり中華。
値段950円。

4分後には入店。
更に11分ほど待って
麺とつけ汁がほぼ同時にカウンター越しに渡される。


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つけ汁の器はこれだけで、一杯のラーメンとも見えるかも。

表面にはラードと思われる透明の油が厚めに張られている。
豚骨をベースに色味はないが鹹さも緩く広がる。
最初はややの物足りなさも、
次第に軟らかな旨味が麺にしっかり絡む。

底にはモヤシと玉葱が一掴み。
これがスープを吸って良い具合に変貌。


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チャーシューは花札大のバラ肉が五枚ほどに
細かく刻まれたものもたっぷり。
随分と気前が良い。

甘辛い味付けで軟らか。
脂もしつこくなく美味しい。


色味の良いお麩も浮かんでいる。


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メンマの量が多いのも嬉しい。
さくりと歯が通り発酵香もちゃんとする。


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味玉半分の茹で加減は絶妙。
黄身も濃いおいしさながら、
味付けがかなりしょっぱい。


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麺の上には大きく刻まれた海苔が一面に乗る。
中、平、軽く捻じれ。

芯迄綺麗に茹で上がり、やわもちの歯応え。

つるりと啜って、喉越しも心地好い。

量は300gほどあるか。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


先の店とは明らかに異なる方向性。
メニューの呼称や金額は一緒だけれども。