同じ建屋内に在る先日訪問の『勝本』とは姉妹店。
店内は厨房に向いたストレート六席と
壁に向いた緩く湾曲した八席のカウンター。
11:05の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。
入り口前には検温機と消毒液。
カウンター間には透明の衝立。
マスク入れもサーブされる。
オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口前のレジで。
食したのは、
汁なし丹々麺(追い飯付)大盛り。
値段は950円。
オーダー時にはパクチーのトッピング有無の確認あり。
今回はナシでお願いする。
9分ほどで
折敷の上にカトラリー類もセットされ
口の開いた白い丼に入った一杯が供される。
随分と美しい盛り付け。
麺線は綺麗に整えられている。
汁は多め。ここから出汁と辣油の良い香りが立ち上がる。
目に滲みる辛さは感じられない。
青葱が一掴み。
肉味噌が一塊。これもさほどの辛さではない。
白胡麻のペーストの上には更に摺り胡麻が振られている。
まったりした旨味。
汁が多めなので、底から万遍無く撹拌する。
麺はやや細、ストレート。
表面は粗目、汁の馴染みが良い。
さくりと歯が通りながら、芯にはぽきっとした噛み応え。
面白い食感だ。
量は200g強あるかしら。
「浅草開化楼」の麺箱が積まれている。
担々の味付けはさほどの辛さにはなっておらず、
食べ終えても汗も出ない。
魚系の醤の味、胡麻のこっくりした旨味と合わさり
マイルドな仕上がりですいすいと食べ進む。
麺の食べ終わりを見計らい、追い飯が供される。
ほんの一口だなぁ。
穴あきスプーンに乗せ、残った汁に浸し
同時に具材を掬いながら綺麗に食べ切る。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
ご飯の量がもうちょっと多いと嬉しかった。