ほぼ十年振り二度目の訪問。
店内は厨房を囲むL字型十席のカウンター。
12:50の入店で先客は四。その後
食べ終わって出るまでの来客は七。
券売機は入り口右手。
食したのは、
得 特製 中。
値段は930円。
通常の中盛りが780円なので
特製は+150円の計算。
食券を渡す際に 麺カタメ だけをコール。
ライスはいつも通りナシで。
4分ほどで
淡い翡翠色の丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。
おや、こんなビジュアルだったかしら。
それにしてもキャベツが随分と盛られている。
チャーシューはトランプ大、薄めのロース肉が二枚。
ややパサ気味も、スープに浸せばしっとり。
ホウレン草が一掴み。くきくきした噛み応え。
海苔三枚は8㎝四方でパリパリしている。
玉子は黄身がとろんとした茹で加減。
ねっとりした口当たりは嬉しい。
出汁はさほどには沁みていない。
キャベツの量が凄いです。
ほぼほぼ生に近いので、スープに浸して
順次味わおう。
麺はやや細、軽く捻じれ。
{家系}にしては一本が長めだし、線は細目。
つるっと啜れ、カタメ指定にしては軟らかめの茹で加減。
芯の芯に僅かに粉っぽさを感じる程度。
量は200gほど。
スープは豚骨。表面の鶏油は軽め。
豚らしい香りは良く、臭みは一切無い。
さらさらと口当たりも滑らかで
醤油の鹹さよりも出汁の旨味を強く感じるも
どちらかと言えばライトな味わい。
上品ささえ感じると言うか。
塩味の強さもさほどないので
八割方を飲んでしまう。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
キャベツをたっぷりと摂取して、妙に健康志向。
『武術家』もそうだけど
@大井町の{家系}はキャベツ推しなのか(笑)。