RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン家 がんくろ@武蔵小山 2023年5月4日(木)

昨年9月にオープンした
せたが屋グループ」初の{家系}。

当初は大層な並びだったと聞いているが、
今時点ではそれほどでもない、とも。

駅を背に【パルム商店街】に入って
250mほど進んだ左手。

店内は奥に長い厨房を囲む十七席のカウンター、
二人掛けと四人掛けのテーブルが各一。

11:05の入店で先客は一。その後、
食べ終わって出るまでの来客は二。


券売機は入口左手

食したのは、
ラーメン(大)。
値段は1,000円。

食券を渡す時に
何時も通り 麺硬め だけを申請も、
受け付けているのは麺の調整だけのよう。

後客には「麺の硬さはどうしますか」とだけ
確認していたし。


6分ほどの待ちで供された一杯。

見た目は{家系}そのもの(当たり前か、笑)。


チャーシューはトランプ大のロースと
花札大のバラが各一枚。

4㎜ほどの厚みで、出汁の味も染み、
なによりも芳ばしい。


ホウレン草は青い匂いがし、くきくきした歯触り。


海苔三枚は厚みがあり、香りも良い。


スープの表面の油はかなり厚め。


麺は中、やや細、ストレート。
表面滑らかで、一本は普通のラーメンの長さ。

もっちり歯応えに芯にはしっかりのコシ。

量は250gほど。


スープは豚骨醤油で、豚らしい臭みは感じず、
醤油の鹹さも抑えめで、ごくっと飲むのに背徳感は無し。

油分多目なのにしつこくもなく、
どちらかと言えば上品さを感じる部類。

豚の出汁感はちゃんとあるので、
ぱらっと散らされた葱を追いかけ、
半分ほどを飲んでしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


迫力には欠けるものの、計算された組み立ての一杯。

それにしても、最近は{家系}でも女性の姿を
頻繁に見かけるようになった。