RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

たばこと塩の博物館~明日の神話 2008年11月24日(月)

たばこと塩の博物館】の展示内容は”近世初期風俗画 躍動と快楽”

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入場料は300円


江戸時代を中心に屏風や掛け軸が30点弱展示されている。
そのどれにも、煙草を吸う人や煙管が描かれているのは、場所柄だな。
中でも〔風俗図屏風〕は退色も無く、細かい描き込みで非常に良かった。

4階の特別展示室を出て2階に向かう。3階は前回も見ているのでパス。
ここでは、煙草盆などを見ようと思っていたら、何とミニ展示コーナーに掛け軸が5幅展示されている。
あぶね~、見逃すところだった。

1階に降りて何気なく窓際を見ると、?。これも展示?
”躍動する食品サンプルたち”
あはは、これも 躍動 だ。
『イワサキ・ビーアイ』という食品サンプルを作っている会社とコラボして、
食べ物がありえない作品と化している。例えば、キュウリ+エビ=キュウビ、とか。
いや~、笑える。実際に見ないと、この楽しさは判らんぞ。これは、儲けもの。
これだけで300円の価値ある。是非、もっとたくさん作って企画展やって欲しい。
ってゆ~か、この会社、合羽橋ショールームがあるらしい。行って見るか。

外に出ると、かなりの雨。【TWS青山】に行くつもりだったが、辛いなあ~。
心が挫けて駅に向かう。目指すは〔明日の神話〕。あのスペースがどんなになったのか・・・・。


こんな感じになりました。
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兎に角、長大。

携帯で写真を撮っている人は大勢居るけど、側で見上げたり、仔細に観ている人は全くいない。
ほとんど観光地と化してるな、これは。

近くに寄って観ると、人物らしき部分はかなり盛り上げて描いている。力強いぞ。
しかし傷みが激しい。元々切り離されている部分も反っているし、なにより其処彼処に接いだ後が見える。
これはジグゾーパズルみたいにバランバランだったのか、それとも折れ曲がってしまわれていたのか、
いずれにしろ修復の大変さが伝わって来る。こんな人通りの多いところに展示して大丈夫なのかなあ?
警備員が下に立っていたけど、人為的な損傷より、環境や経年による劣化の方が心配だ。