RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

Les pif et dodine(レピフエドディーヌ)@浜松町:フレンチ

標題系列の二号店。

これで界隈に在る三店舗を
漸く全店訪問。

しかし予約の取れにくさは相変わらず。

今回も十日前に電話してあっさりと通ったものの、
当日来て見れば19時前にはほぼほぼ満席。

客層も二人連れよりは集団での来店が多く、
五千円程度の飲み放題付きプランが用意されていることに起因と推察。

なんとなれば、一階は兎も角、二階のスペースからは
かなり賑やかなざわめきが聞こえて来たから。


当日は恒例に従い、先ずはビールを飲みつつ
メニューと睨めっこ。

三品程度を選択し店員さんに伝え、足りないようであれば
中途追加をすることに。

メインの調理には時間の掛かる由だから。

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《ズワイ蟹とマンゴー 根セロリのムース仕立て(2人前)》

後客への説明からはどうやら同店のスペシャリテの位置付けのよう。

マンゴーの軽い甘みに甲殻類の濃厚な旨味、そしてクセの無い野菜のすっきりさと
三身相俟っての美味しさは格別。

冷前菜の位置付けも、寒い夜にも全く問題なし。
すっすっと平らげてしまう。


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沖縄県産 もち豚すね肉とフォアグラの温かいテリーヌ》

こちらは温前菜。ってゆ~か量が多いのは全店共通。

バルサミコの甘いソースも相俟って
しっかりした肉類の美味しさは当然も
下に敷かれているレンズ豆の味付けが絶妙。

処理の仕方も完璧で、粉っぽさを感じてしまうことの多い食材だけど
すいすいと腹の中に収まってしまった。


これで後はメインを残すだけも、
もう一皿いけるんじゃね、と
意見が一致する。

しかし店員さんにオーダーを伝えると
「量が多いですよ」との反応。

でも普段の大食いさを発揮すれば
なんとか行ける?!


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《ジャンボマッシュルームの温製サラダ》

・・・・。ホントに多い・・・・。

巨大マッシュルームの中央には
半熟玉子が置かれ、これを突き崩し撹拌して頂く。

ベーコンの脂を吸った茸類もたっぷり。
トマトも赤さには欠けるも甘味の点では十分。


いや~これで腹八分目まで来ちゃったかも。

ホントに食べ切れるのか、メイン。


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先ずはストウブ鍋で燻製になった鴨肉を見せてくれるパフォーマンス。
蓋が開けられた途端、薫香がもわっと上がって来る。

これが切り分けられサーブされるのね。
これなら、なんとかイケる。


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《マグレ鴨ムネ肉のロスート マデラソース》

付け合わせの存在を忘れてました・・・・。
茸類がかぶっちゃったね、前皿と。

肉は脂分が少なくすっと食べられるも
全体的にはやや硬め。

焼き加減は上々も、かなり歯応えのある味を楽しむタイプ。


さすがにこれでお腹いっぱいに。
デザートは別腹と世には言うけれど
今日はそこまでの余裕はないなぁ。


ワインはリースリング100%のボトルを一本空ける。

パン代は別途500円が必要も
最初サーブされるまでに随分と時間が掛かり
ビールをアテ無しに飲み干しちゃったのは唯一のサーブの不満点。


お代は合わせて1.6万円と
口コミ集計の平均の中になんとか納まる。


評価はビストロ基準の☆五点満点で☆☆☆☆★。

食べたいメニューがまだ幾つかあるなぁ、
勿論、デザートも。