RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン 千里眼@東北沢 2019年2月9日(土)

さすがの行列店も、この荒天なら並びは少ないだろうとの目論見。

最寄り駅は【東北沢】も、電車賃の節約と運動を兼ねて
雪の降る中を【駒場東大前】からてくてくと。

【西口】に出て【駒場公園】を回り込み北上、
大通りに出て直ぐの左手。


イメージ 1



開店20分前の店頭着も、自分と同じ思惑のお馬鹿さんが
既に三名。

ま、これくらい居てくれた方が、風除けにもなるし。

その後、二人が列に着く。

まぁ、もっとゆっくりでも良かったな、とは
結果論。


定刻に引き戸が開いた後は続々の来客。

厨房を囲むL字型十二席のカウンターは直ぐに埋まり
待ち椅子も満杯、外にも並びができる。


券売機は入り口右手。

食したのは、
味玉ラーメン(普通)300g 豚1枚 味玉1個。
値段は850円。

指定された番号の席に座り食券を出すと
「普通でいいですね」と麺量の確認が。

イメージ 2


9分後、同一ロットの最後に「ニンニク入れますか」と声が掛かり
「ヤサイ、ショウガ」をお願いする。


イメージ 3


野菜の盛られ方が美しい。
綺麗な錐形。
ほぼほぼモヤシに少々のキャベツ。

イメージ 4


カラメも降られているし、
熱さもそこそこなので息で冷まさずとも
そのままぱくりと口に運ぶ。

ちょっとだけしゃき感の残る茹で加減。
八割がたをそのまま食べて天地を返す。


イメージ 5


イメージ 6


麺は太、厚みある平、縮れ。
元々が濃い麦色に加え醤油の紫にも染まっている。

表面はてらっとし、ずるっと啜れ、はむはむと咀嚼すれば
芯の部分には歯応えも、全体的にはやや軟らかめ。

麦の味がじゅんとする。

量は公称300gだけど、そこまであるかなぁ。
あっと言う間に食べ切ってしまった。


スープは濁りのある琥珀色。
熟れた醤油の味がぐぐっと立って、とってもしょっぱい。

生姜の辛さと刺激も効いて、なかなかの美味しさ。

麺には最適、直に飲むには少々鹹く、
三口くらいを含んでご馳走様。


イメージ 7


豚は子供の掌大、2cm厚のバラ巻が一枚。
赤身の部分はさくりと歯が通り、
脂身はほろほろと軟らか。

醤油系の鹹い味もたっぷり染みている。

それ以外にも骰子キャラメル大の一個が
オマケの様に添付。


イメージ 8


イメージ 9


トッピングの玉子の表面は濃い色付き。
黄身はゆるりととろけ出し、こちらにも
鹹い醤油味が過剰なほどに沁みている。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


この仕様で《汁ナシ》を展開したら
相当のレベルの品ができるだろうな。