RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

濃厚鶏出汁拉麺 吉法師 KIPPOSHI@渋谷 2019年1月29日(火)

昨年12月オープンの新店。

場所は【ファイヤー通り】沿い。
タワーレコード】の在る交差点を越えて20mほど先のビルの奥。

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道路に面したビルの入り口には看板も案内も無いので
ホントにここでイイのかと不安になる。

フリの客はほぼほぼ入らないんじゃないか。


全面ガラス張りの店の前にようやく看板。

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これが無ければ素通りしちゃう。

店内は厨房に向いたストレート九席のカウンター、
二人掛けのテーブルが五卓。

12:05の入店で先客は四。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。

かなり寂しいのは先に挙げた理由によると思われ。


オーダーは各所に置かれた写真入りのメニューを見ながら直接。
会計は店員さんに声掛けをしてその場で。

食したのは、
鶏清湯 中華そば+替玉。
値段は900+100で1,000円。


ブロガーさん達の事前情報からも、または店先の看板或いは
メニュー写真からも、極彩色のスープを供する店とは理解していたが
もっともオーソドックスそうな一杯を選択する。

古い男なんで、申し訳ありません。


また一品サービスがあるので
味玉・もやし・コーン・小ライスの中から
もやし をお願いする。


10分ほどで
白い丼に入った熱々の一杯が
カウンター越しに渡される。

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う~ん、やっぱりこの見た目が安心するよね。


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しゃき感の残るモヤシが一掴み、
その上には白髪葱、
更に三つ葉がトッピング。

モヤシと葱はこの手のスープにはベストマッチ。


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メンマ代わりに筍が添えられる。
しゃくしゃくした噛み応え。


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チャーシューは低温調理の鶏肉の削ぎ切りが二枚。
大きくはないが厚みはあり。


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デフォで付く味玉は、黄身が良い加減に蕩けている。


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麺はやや細、ストレート。
表面は滑らか。

透明感がありつるしこ。
景気良く啜れ、噛み心地の気分も良い。


スープは鶏醤油。
表面には透明な油が滴々と、その下には濃い琥珀色。

鶏の出汁よりもややくすみのある醤油の旨味と
軽い甘みを感じる。

鶏がかなり裏役に回っている印象。


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頃合いを見て 替玉 をお願いする。

カエシがさっと掛けまわされ、
白髪葱も乗せられて供される。

量は合わせて200gちょっとあるかな。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


味云々の以前に、集客の工夫をもっとしないと、
短命に終わっちゃうんじゃ?と、老婆心。