RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

鶏そば 一文@川崎 2022年1月22日(土)

昨年4月の新規オープン時には
「鶏煮干」だったのだが、
どのような経緯からか一年も経たぬ間に
「鶏そば」に看板を書き換え
十日ほど前にリニューアルオープン。

前の店の、味自体はさほど悪い印象は無く、
どちらかと言えばホスピタリティーに難が有ったとの記憶。

 

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店内は厨房に向いた八席のカウンター。

11:45の入店で先客は二。
その後、食べ終わって出るまでの来客はゼロ。
ちょっと厳しい印象。


券売機は入り口右手。

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食したのは、
醤油らぁ麺+替玉。
値段は820+100で920円。

食券を渡してからほんの2分ほどの待ちで
純白の丼に入った一杯が供される。

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ややクセのある鶏出汁の良い香りが立ちあがる。

麺線は丁寧に整えられている。


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チャーシューは豚と鶏。

豚は短冊大で薄めのバラ肉が一枚。
ベーコンさながらの薫香がする。

鶏はややの厚みがある低温調理が一枚。
しっとりしている。

その上には大きく切られた九条葱。
醤油スープにはやっぱりこれね。


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メンマは穂先で随分と長め。
漂白したかのように白色で、ほぼほぼ無味。
しゃくしゃくと歯が通る。


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麺は細、ストレート。
表面粗目で茶色の粒子が散在する全粒粉。

スープを良く絡め、ずるっと啜れば
ぱつ気味のさくさく食感。

量は100g強はある。


スープは鶏醤油だが、蘊蓄を読むと
鴨も入っているよう。
独特の香りはそのためだったのかな。

透明感のある清湯で、
深みと滋味がある醤油の味が特徴的。
鶏出汁の上にすっきり立ち上がる。

なかなか美味しいので、八割ほどを飲んでしまう。


頃合いを見て替玉を発注。

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今度は直ぐに来た(笑)。
麺は同様も、量はちょっと少ないかしら。

乱角の鶏肉が入るのは嬉しいが、
切り置きっぽい臭いがする。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


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色々と書き連ねられてはいるけれど、
類似の組み立てを供する店も多く、
はてさてホントに差別化になっているかな?
リニューアルは成功なのだろうか?とは思う。