RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

まるく@溜池山王:創作居酒屋

前回訪問時、まずまず好印象だったので
また来ようと思いつつ延び延びになってしまい、気が付けば四年半も経っている。

19時少し前の訪店。

こちらも予約がそこそこ入ってるようで
空きはカウンターだけと言う。

いや全然かまわないですよと、腰を下ろし
周りを見渡すと、はて、なんか雰囲気が違う。

入り口や店の造作は変わっていないし・・・・、と思ったら、あ
厨房内やお運びの人が変わっている。

聞けばどうやら以前はご夫婦で、
今は【四谷三丁目】辺りで異なる店を営まれている由。

ああそうなんだ。

丁寧な応対が快かったし、料理の質もまずまずだったのは変わってないんだろうか?



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《お通し》

茶碗蒸しに胡麻豆腐。

茶碗蒸しは酢も立っておらず、口当たり滑らか。
薄味で中には小さい骰子状の豆腐が具材としては一つだけ。
でも玉子の旨さを味わうには、これが最適かも。

胡麻豆腐はペーストの様にねっとり。
しかし口の中でさらさらと溶けて、胡麻の風味がふわっと広がる。

何れも上々の一品。


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《アンチョビガーリックポテト》

ジャガイモは皮付きのままごろんと切られ
口に入れると甘みが強め。
品種は「インカのめざめ」?

それにアンチョビーのしょっぱさがジャストフィット。

トマトやレタスが入るのは珍しく、
前者は芋とは違う甘さが、後者は油を吸ってうまうま。


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《出汁巻き玉子》

粗く颪された大根が添えられ、
甘くない、しかし出汁も効きすぎない玉子は
やはり最上だね。


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《串揚げ チーズ&生ハム》

どうせこの後、盛り合わせを頼むんだが
黒板に書かれた一品が美味しそうだったので
単品でオーダー。

衣は勿論さくさく、中のチーズはとろとろ。

生ハムは後乗せで、余熱で火が通りつつ
まだひやひやと、随分と凝った組み合わせ。


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《串揚げ6本盛り合わせ》

六種が盛り合され、魚肉類が多め。

衣も付き過ぎずで塩梅が良い。


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《砂肝にんにく炒め》

砂肝はピンポン玉大ほどもある。
それでいてさくりと歯が通る。

和風っぽい味付けと胡椒のピリ辛
そしてたっぷりのフライドガーリックが素晴らしい。
勿論、明日のコトを考えなければ、だけど。


これにビールやらハイボールやら日本酒やらを
数杯呑んだので、払いの方は一人あて五千円ほど。

でも半分以上は酒代だよねぇ。


料理の満足度は以前と変わらず。

応対も丁寧で好感が持てるもの。

良い店であるままの継承ができているようだ。