RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

大かまど飯 寅福@神谷町:居酒屋

時節柄、新年会とか移動に伴う歓送迎会とか。
今回選択された標題店
と~い昔に一度来たことがあり、
確かにご飯は美味しかった記憶。

ただ、それ以外の料理は、あまり印象に残ってないんだよね。
今回はどうだろ。

勿論、メニューはコースを選択し、
呑み放題が付いている。
どんな酒も心置きなく呑めるのは嬉しいよね。


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《煮浸し》

薄い味噌味で、時節らしい野菜と油揚げ。
ほの暖かい状態で供され、これは胃が活性化し、
その後の食欲に直結する、まずまずのスタート。


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《かに玉地蒸し》

茶碗蒸しのようで、ちと外れている。
表面を透明な出汁の餡が覆い蟹の身が散らされている。

中はかなりやわやわとして、杓文字でも掬うのに難渋するくらい。

全体的に薄味は、玉子の旨さにかなり左右されるな。


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《刺身盛り合わせ》

四種ほどが盛られ、烏賊がねっとりとして一番おいしかった。


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《鶏の唐揚げ、牡蠣フライ、メヒカリの唐揚げ》

一つ一つを取れば、十分に上出来。
特に丸い形状の牡蠣フライって、初めて食べた。


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《赤魚の加賀味噌焼き》

檸檬との対比で判るけど、ちょっと身が小さめ。
一口で無くなちゃうのは、かなり不満。


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《ぶり大根煮》

大根は軟らかく味も染みている。
鰤は身が少ないアラの部分で
味がしっかり出ている。


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《大かまどご飯 味噌汁 漬物 自家製ふりかけ》

謳っているだけあって、ご飯は上手く炊けているけど、
味噌汁が《お通し》と被ってますが・・・・。
これは宜しくない感じだ。

漬け物や振り掛けも良かっただけに
残念な一品。


評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆。

一つ一つはご飯のおかずとして立派に成立するラインナップだけど、
酒のつまみとして見た場合はどうなんだろ。
少しずれているような気もする。