RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

bonanza(ボナンザ)@大門:ワインバー

ぐるなび」上の表記は「肉とワイン」となっている。

【大門】の交差点を背に【増上寺】方面に、
最初の角を左折して直ぐの右手。


事前予約も無しに訪問直前に電話で空きを確認
あっさりと通る。

四人卓が相当数設えられている店内
40人程度が入れそうなスペース。

我々の入店時には先客は三組程度だったのに
その後は続々の入りで八割方席が埋まる。
中には二回転目に入る卓も。

たいした繁盛。
なんとはなしに窓の外を見やると、
フリで入って来る人がかなり多いようで
(勿論、予約客もだが)、立地の妙かも。


印刷されたメニュー及び黒板に書かれたおススメを眺めつつ
先ずはビールで喉を潤おす。


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《お通し》

パルミジャーを小さな骰子状に切り出したものに
レーズン。

チーズの塩気がなんともなんとも。
二つを纏めて口に放り込んでもまずまず。
面白い供し方。


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《サーモンとモッツアレラのサラダ》

モッツアレラは親指の先ほどの大きさ。
サーモンの薫香は程好く、分厚く切り出されている。
トマトは完熟で甘々。

酸味の強いドレッシングもチーズが混ざると随分と穏やかに。


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《前菜三種盛り合せ》

実際には五品が盛合さっている。

パスタを素揚げにしたモノはオマケかな?
ただかなり塩分が強い。

ラタトウィユには薩摩芋が入り、これは珍しいかも。
仄かにシナモンの香り。

ポテトサラダが妙に旨い。
ひと味入っているようだけど、何かなぁ。


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《シャルキュトリー盛り合せ》

五種ほどの盛り合せ。

パテはかなりニッキが効いており、これくらいの強さは
初めてかも。

赤みを帯びたサラミは随分と辛く
喉の奥が焼けるよう。


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《海老とアボカドのトルティージャ

スフレの様にふわふわの玉子の中に
たっぷりの海老とアボカドが隠れている。

味付けはシンプルだけどこれは美味い。


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バゲット》はこんなカタチで供される。
かなりもちもち。


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《特撰和牛》

これで200g。
表面はかりりとし、中は美しいピンク色。
脂は抑え目で、さっぱりしつつ軟らか。

和を意識してのことだろう
薬味は塩と山葵のみ。勿論、どちらも合うけどね。

付け合せは大根のなますで、珍しいと共に
口の中がこの上なくさっぱりする。


ビールの次はワインをボトルで。

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《シャトー酒折 甲州ドライ》

値付けは売価の2.5倍とやや高め。


それだけでは足らずに、更に

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シャルドネ》《カベール》をグラスで。


お代は〆て1.4万円。

野菜は過少だけど、肉はたっぷりと摂取できた。


評価はビストロ基準の☆五点満点で☆☆☆★。

全体的には美味しいんだけど、
もっと何かサプライズのある一品が欲しいなぁ。