RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

眞久中@早稲田 2016年9月28日(水)

【1番出口】から【ヨーカドー】の前を通り
最初の信号の角で左折。

早大通り】に出たら【山吹町】方面へ。
外苑東通り】と交差する角の手前。


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12:30の入店。

店内は厨房を囲むL字型九席のカウンター。

壁際には待ち用のベンチが設えられ、
三人の待ち。

入り口右手の券売機で食券を買い
一番端に腰を下ろす。

と、てっきり満員だと思っていたのに
目の前の席が空いているのが目に入る。

待ち客は一人+二人連れの組み合わせだから
案内しちゃえばイイのに、なんでだろ。

自分が食べ終わって出るまでの来客は四。
結局、最後まで、一席を空けることに拘る案内を続けていた。
不思議だ。木守り みたいなもんだろうか。


八分後に着席し、食券を渡す。

食したのは、
まぜそば
値段は950円。

麺マシ不可の表示がある。

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念の為に「野菜増しできますか?」と
確認したところ「大丈夫です」とのことだったが、
暫くしてもう一人の店員さんから
「ホントは《まぜそば》は野菜マシしないんですが
(受けちゃったので)今日は特別サービスで少々マシます」と。

まぜそば》はマシはイイけどマシマシはダメ、とか
店によって流儀があるからね。
此処は有り難く受けておく。


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カウンター前の壁に貼られた書き付けを見ながら
待つこと十二分。
随分と大きい白い丼が目の前に置かれる。


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結構、量があるなぁ。


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横から見ると野菜の分だけ
もっこりと盛り上がっている。

店頭の看板の写真と比較すると
その差は歴然。


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中央には卵黄、ベビスターにたっぷりの背脂。

そしてフライドガーリックチップ。
トッピング確認の時には「いらないです」と答えたが
デフォで入るのね。
しかし、意外と臭みが無くクリスピー。

野菜はモヤシとキャベツ。
かなりくったりとしている。
感覚的にはちょい増しくらいかな。

鰹節、魚粉にペッパーと
味の補強も十分。


最初卵黄を避け、
野菜に背脂を乗せ、半分くらいたいらげてから
やおら撹拌する。

すると、嘗て見たコトの無い
極太の麺が姿を現す。

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やや平、捻じれ。濃い麦色。
芯がぶっとく硬く、ごわごわとしている。

啜るのに一苦労。咀嚼するのにも大変な格闘感。
もの凄い剛麺。

しかし、極太を標榜するお店は
当店を見習って欲しい。

量は確かに350gくらいありそう。


味付けは醤油のカエシが良い塩梅に効いている。
尖りも無く薬味類が混ざって旨味が輻湊し、増している。


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それ以外の具材はチャーシューのみ。

どちらかと言えば ぶた と呼びたいそれは
赤ちゃんの握り拳大が三個。

味が染みているが時として筋っぽく
食感にはバラつきがある。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


十分くらいでさくっと完食も
例によって激しい発汗。
も~汗だくになっちまった。


食べ終わって丼を上げていると、店の人が
「多かったですか」と声を掛けて来たけど、
いやいや、多かったら、この時間じゃ食べ切らないし。

正直、お腹はかなり余裕。

思うにこれだけの太麺だと盛った時に隙間ができ
嵩はある様に見えるけど、実際はそうでもないのでは。

加えてこの硬さは、あまり水分を吸ってないと思われ、
その分も普通の麺とは違うだろう。


ではあるものの、その後で
お腹が空かなかったのも事実。

消化に時間が掛かるのかなぁ。


それにしてもユニークな立ち位置の店。

学生街に在るのに、客は勤め人ばかり。

学生さんは学割が利く時間を見計らって
来店するんだろうか。