RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

赤備@川崎 2016年7月23日(土)

今年の「夏期限定」はどこもかしこも{坦々}系ばかり。
いくら巷で流行ってるからって、此処まで
右へ倣えしなくても良いのに。

『いちや』と『赤備』は昨年と同様だし、と
店頭のポスターを一瞥し、通り過ぎたところで
あれっ?なんか違う気がする、と踵を返す。

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13:50とかなり遅い時間の入店も
店内は賑わっている。

一階のカウンターは空けば直ぐ次客で埋まるし
二階へも三々五々人が通される繁盛ぶり。

券売機は入り口左手。
タッチパネル式の「限定」とあるところから進んで行く。


食したのは、
冷やしらーめん 大盛り。
値段は750+100で850円。


食券を渡してから八分ほどで
小振りな丼がカウンター上に置かれる。


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う~ん。なんか凄いビジュアルだな。


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浮遊するたっぷりの氷はさて置き
たっぷりの万能葱も善しとして
紅生姜が極めて異色。

スープが白濁したトンコツならいざ知らず、
やや濁った琥珀色の上にって~のが
斬新と言えばい~のかどうか。


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麺は細、ストレート。

この手に多いぱつぱつしたモノを想定してたんだが、
表面は結構滑らか。

芯がきっちりあって、歯が喰い込む噛み応え。
そんなに太くないのに、小麦がみっしりと詰まっている感。

量は200gちょっとだろうか。


スープは煮干し。

がっつりした濃さはなく、
苦味やえぐみも無く、
旨さだけが上品に掬い取られている。

紅生姜はベストマッチとまでは言わないけど、
少なくともニボニボ感を邪魔してないし、
さっぱりさを増幅している。


具材は、チャーシュー、玉子、海苔。


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チャーシューは子供の掌大
薄目が一枚。
冷たいスープの中でも
脂肪がしつこくならずになんとか踏み止まっている。

玉子は半分。
硬めの茹で加減。


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海苔は短冊大が一枚。
良い香りがする。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


少しづつのチューンをしながら
毎年変化させて行くのは上手い方策だと思う。