RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

めっちゃタンメン@目黒 2015年11月17日(火)

丁度「二の酉」にあたる今日は、
縁起物の熊手を抱えた人に三々五々行き当たる。

でも、これだけのぽかぽか陽気。
年の瀬が迫っているとしても、あまりピンと来ない。


【権之助坂】を下りきり【山の手通り】を【五反田】方面に左折し
100mほど行った左手。

店先には『浅草開化楼』の麺箱が
うず高く積まれている。

イメージ 1


店内は二人掛けのテーブルが三卓に四人掛けが二卓。
奥には厨房に向いたカウンターも数席ある様子。

11:35の入店で先客は三、
その後食べ終わって出るまでの来客は四。

券売機は店の外、右手。

イメージ 2


食したのは、
まぜそば(大)。
値段は730円。

イメージ 3


今年の九月に一律30円値上げされた旨が
店頭のポスターの上に貼られている。

「※玉ねぎのみじん切り入れますか?」とも
印刷されているが、食券を渡した時に
特段の声掛けはなかった。
でも、お願いするなら
このタイミングだろう。


六分ほどで大きな丼が目の前に置かれる。

イメージ 4


具が全面を覆っており、それだけで嬉しくなる。

イメージ 5


イメージ 6


ミンチ・韮・メンマ・玉葱・
天かす・魚粉・刻み海苔・モヤシ
中央には胡麻の掛かった卵黄と
盛り沢山。

メンマは薄色・薄味で、少々繊維が当たり
こりこりした歯応え。


これをぐぐっと攪拌すると、素敵な見目の麺が現れる。

イメージ 7


7mmほどの幅がある、平縮れ。
厚みは1mmほどだろうか。

形状のせいでやや絡み易いものの、
そんなことは問題ではない。

口の中にしゅっと入り、ぴろぴろした口当たりと
喉越しが堪らない。

軽い噛み応えもあり、
一気に食べきってしまう。

量は300gに足りない体感か。
もっと食べたかった。


ほんのり甘さのある醤油味と旨味だが
麺に付いた色身ほど濃くはない。

なので、韮の香りやミンチの味がしっかりとする。

時として天かすのかりっとした歯応え、
玉葱のしゃりっとした噛み応えも
良いアクセントになっている。

辛さもあまりなく、ラー油が同時に
サーブされた理由がよく判った。

ほくほくしながら
一気呵成にたべきってしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


《タンメン》を標榜する店で何故に?と思ったが、
ありがちな店舗の一品よりもよほど旨い。

これは《つけタンメン》も期待できそうだ。