【赤坂通り】からは50mほど入ったところ。
【みすじ通り】と【エスプラナード赤坂通り】の
両方に面したホテル【HILLARYS】の一階に在る飲食店の一軒。
店内は厨房に向いたストレート三席のカウンター、
二人掛けのテーブルが六卓ちょっと。
11:15の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客もゼロ。
オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口前のレジで。
食したのは、
タンメン。
値段は950円。
オーダー時にはランチ無料のライスの確認もあるけれど、
何時も乍ら遠慮する。
6分ほどで、木の盆に乗せられた
平ための丼で供された一杯。
野菜が凄いコトになっている。
よく《タンメン》がウリの店で
「一日に必要な〇〇〇gの野菜が取れます」との惹句を見かけるけど、
それに匹敵する、いや凌駕するほどに盛り上がっている。
横からでもこんな具合。
白菜、キャベツ、モヤシ、玉葱、人参、韮、木耳と種類も豊富。
何よりも素晴らしいのは、嵩を稼ぐモヤシの量が多くないのに
この物量なこと。
ただし肉はほんの数片。
中華鍋で都度じゃっと炒められ、軽くしゃき感を残し
熱々の出来具合。
麺は細、縮れ。
エッヂが立ちつるぷりで、
ぷっつりした噛み応え。
量は100gちょっとで多くは無いので、
腹を膨らませたい向きにはライスは必須かも。
スープは軽く白濁した動物系。
野菜の甘みと旨味が沁み出しながらも、
塩味強めラードも多目で、食べ終わると唇がペタペタに。
でもこれだけの量の野菜を食べさせるには
必要な濃度かな。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
店の名前もか変わっているし、
ファザードもそれっぽくはないけれど、
供される内容は町中華そのもの。
あ、でも、値付けは場所柄だね。